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パイオニア、“ドラレコ用”microSDカード。書き換えや耐久性向上

ドライブレコーダー向けのmicroSDメモリカード4種類

パイオニアは、連続録画や上書き保存に強いドライブレコーダー向けのmicroSDメモリカード4種類を今冬に発売する。容量は128GB、64GB、32GB、16GBをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は128GBの「CD-MSD128G」が13,000円前後、64GB「CD-MSD64G」が7,000円前後、32GB「CD-MSD32G」が4,000円前後、16GB「CD-MSD16G」が3,000円前後。

交通事故や交通トラブルの際の映像を記録する用途で ドライブレコーダーの需要が高まっており、同時に、高画質や2カメラ撮影など、高性能モデルへのニーズも増えている。一方で、それに伴い「SDカードの劣化が原因の録画トラブルも発生している」という。

新製品のSDカードは、メモリセルの多層構造によって大容量化を実現する「3D NAND型フラッシュメモリ」を採用。データの品質を確保しながらストレージ容量を増やすことができ、ドライブレコーダー特有の書き換えに強く、耐久性に優れるという。広間隔のメモリセルを採用しているため、エラーの発生頻度も少なく、データ転送の高速化も実現したという。

電源の瞬断対策を施す事で、事故などによる突然の電源停止に強い。さらに、激しい温度変化を想定した耐寒・耐熱試験もクリア。振動や衝撃、防水などにも対応した堅牢な設計で、「車室内でも安心して使用できる高い信頼性を備えた」とする。

使用しているドライブレコーダーや使用頻度に合わせて4種類の容量をラインナップ。夜間・駐車中の監視や多方向録画、旅行時の長時間録画など、多様化する使用シーンに合わせて選べるようになっている。