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ボーズ、性能強化の快眠サポート耳栓「Sleepbuds II」。3万円
2020年10月8日 16:30
ボーズは、快適な睡眠を実現するウェアラブルデバイス「Sleepbuds II」を10月29日より発売する。価格は3万円。カラーはホワイト。
専用アプリ「Bose Sleep」を使い、用意されたヒーリングサウンドを再生することで、周囲の音をマスキング。快適な入眠、および睡眠をより効果的にサポートすることを目的に開発された製品。Bluetooth搭載の完全ワイヤレスイヤフォンに似たデザインとなっているが、手持ちの音楽を再生することはできない。
'18年発売「noise-masking sleepbuds」の第2世代モデルで、バッテリー性能とドライバーが強化されているほか、プリセットのサウンドコンテンツも拡充された。
「Bose Sleep」を使い、アラームのセットや音量の変更、3カテゴリーを用意するサウンドコンテンツのコントロールやアップデートが行なえる。周囲のノイズによる睡眠の妨げには、14種類のヒーリングサウンドが心地よいオーディオのレイヤーで、夜間の騒音の周波数を穏やかに包み込むという。またストレスや緊張から生じる睡眠の妨げに対応する新たなリラクゼーションサウンドも利用可能になった。
15種類を用意するNaturescapes(ネーチャースケープ)は、田舎道、浜辺、海岸沿いの遊歩道などの情景を連想させるサウンドとなっており、マインドをリラックスさせるのに役立つという。また全10種類のTranquilities(トランキュリティ)は、雲がゆるやかに漂う空や穏やかな夢をイメージさせるサウンドでストレスや緊張を緩和させる、としている。なお、イヤフォン本体にBose Sleepコンテンツを最大10個まで保存可能。
新たなトランスデューサーを搭載しており、ヒーリングサウンドとの組み合わせにより、これまで以上に不快なノイズを効果的にカバーし、心地よいサウンドでマスキングするという。
防滴・防汗仕様のイヤフォン本体は、厚みが6.35mm。横向きになって枕に頭をのせた場合でも摩擦を低減する。また、新たなアンチフリクションコーティングで各筐体を覆うことで、寝具などの布地の接触により生じるタッチノイズを抑制している。
エッチング加工されたアンテナとBluetooth Low Energyにより、スマートフォンやタブレットとの安定した接続を実現。イヤフォンの連続再生時間は10時間。付属ケースで、最大30時間分の充電が行なえる。充電時間はイヤフォンが6時間、付属ケースが3時間。
新しい均圧設計による柔らかいイヤーチップで、ノイズを物理的にブロック。イヤーチップは通常のイヤフォンに採用するチップとは異なり、素材や形状、デザインなど、睡眠時の使用に痛みがなく、快適に耳の中にフィットするように最適化しているという。
3サイズのイヤーチップ、充電用USBケーブルなどを付属する。