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iBasso、テスラ磁気回路とカーボン振動板の開放型ヘッドフォン
2020年11月6日 11:00
MUSINは、iBasso Audioブランドからシリコン・サスペンションとテスラ磁気回路、カーボンファイバー製振動板を搭載した開放型ヘッドフォン「SR2」を13日に発売する。予約は6日(金)の11時から受け付けており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は61,600円前後(税込)。
'18年12月に数量限定で国内発売された開放型ヘッドフォン「SR1」の後継機。シリコン・サスペンションやテスラ磁気回路などの要素は受け継ぎつつ、新たにカーボン製振動板を搭載する。
サスペンションに液体シリコンを使うことで、「従来のヘッドフォンを超える繊細な強弱表現と応答性能の良さを実現」したという。一般的なポリエステルをサスペンションに使うヘッドフォンと比較して、低音域はよりクリアでパワフル、音像定位もより正確とのこと。
ダイヤフラムはカーボンファイバー製。合成繊維と比較してより強靭で、「高音域は解像度が高く開放的、中音域は芯が太く、ヴォーカルには肉声感を強く感じさせる」という。CCAWボイスコイルと強力なテスラ磁気回路を搭載し、振動板を適切に駆動させ、歪みのないクリーンな音再現が可能。
銅-銀合金の導体を使用した高品質ケーブルが標準で付属。ヘッドフォンとの接続には3.5mmケーブルコネクタを採用しているため、簡単に取り外しや交換ができる。ソース機器との接続プラグは金メッキの3.5mmステレオミニで、付属ケーブル長は1.8m。
日本国内販売分には、専用の4.4mmバランスケーブルも付属する。
再生周波数帯域は3Hz~40kHz、音圧感度は108dB@1kHz。インピーダンスは24Ω。重さはケーブルを除いて395g。