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ビクター初の完全ワイヤレス。ビクタースタジオ監修“プロが認めた音”
2020年11月13日 13:03
JVCケンウッドは、ビクターブランド初の完全ワイヤレスイヤフォン「HA‐FX100T」を11月中旬に発売する。ビクタースタジオのエンジニアが音質を監修した“プロが認めた音”だという。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントが運営するビクタースタジオのエンジニアが音質を監修。JVCケンウッドがこれまで培ってきた音響設計技術に、音楽制作現場に携わるスタジオエンジニアの知見を加えることで「プロが認めた音」に仕上げるとともに、「Tuned by VICTOR STUDIO」のロゴを付与。「そのこだわりの思いを込めた」という。
また、小型・軽量のボディを採用し、オーナメントと充電ケース上部にはビクターブランドの象徴である「犬のマーク」を刻印している。
小型ボディだが、ドライバーユニットの背面に音響のための空間を確保。「心地よいゆとりのある低音とワイドレンジな音を実現する」という。
Bluetoothのコーデックは、SBC/AAC/aptXに対応。雨や水しぶきに強い生活防水仕様(IPX4相当)。
接続面では、Qualcomm TrueWireless Stereo Plusに対応。Bluetooth Ver.5.1およびPower Class 1に対応するとともに、高性能LDSアンテナも採用。安定したワイヤレス接続を実現したとする。
軽いタッチで操作できるタッチコントロールを採用し、 操作時にイヤフォンの位置がずれるストレスを低減。音によるフィードバックにより確実な操作をアシストするという。ボリューム調整、再生/一時停止、曲送り/曲戻し、電源のオン/オフやBluetoothのペアリングなどの操作のほか、スマホの音声アシスタント機能の起動にも対応する。
一度ペアリングを完了させた端末であれば、充電ケースからイヤフォンを取り出すだけで電源が入り、自動でワイヤレス接続できる。
片側で約4.5gの小型・軽量ボディを採用。シンプルな円筒形のデザインで、快適な装着感を実現したとする。充電ケースも小型・軽量であるため、充電ケースごとポケットなどに入れて気軽に持ち運べる。
イヤフォン本体にはマグネットが内蔵されており、左右イヤフォンの連結も可能。紛失防止に役立つという。
本体のみで約8時間の連続再生が可能。充電ケースによるフル充電(約8時間×2.5回)を合わせて最大28時間の再生ができる。10分の充電で約1時間再生するクイック充電にも対応。
イヤフォンを着けたままでも会話できる、タッチ&トーク機能を搭載。ワンタッチで音量を下げるとともにマイクで外音を取り込み、会話がしやすくなる。
リモート会議や電話での通話時(HFP/HSP接続時)に、声の帯域が聞き取りやすくなるように自動で音質が切り替わる「はっきり音声」も搭載。Qualcomm cVcノイズキャンセルテクノロジーと、MEMSマイクの採用により、ノイズを抑えたクリアなハンズフリー通話も可能。「テレワーク時のリモート会議等での通話にも使用できる」とする。片耳だけ使用も可能。
付属のイヤーピースは、イヤーピース内壁に設けたディンプルにより、音質劣化の原因となるイヤーピース内の反射音を拡散させ、音のにごりを抑制する「スパイラルドットイヤーピース」を採用。5つのサイズ(S、MS、M、ML、L)を付属する。
交換用イヤーピースも発売
11月中旬に、JVCブランドから、交換用イヤーピースの新ラインアップ「EP‐FX11」(5サイズ展開)を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,400円前後。発表された新イヤフォン「HA-FX100T」においても、「より軽い装着感とさらなる高音質を求めるユーザーに向けて」とし、最適な交換用イヤーピースと案内されている。
独自の音質向上技術「スパイラルドット」に加え、 耳への圧迫感を抑える新形状と柔らかく伸びのあるシリコン素材を採用。軽い着け心地を実現。愛称を「スパイラルドットSF(ストレスフリー)」とし、音質向上&ストレスフリーフィットを実現した交換用イヤーピースとして提案している。
耳への圧迫感を抑える新形状と、シリコン素材の中でも柔らかく伸びのあるグレードの採用により、軽い着け心地を実現。「リモート会議時などの長時間の装着でも快適に使用できる」としている。