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JVCケンウッド、ドコモとドラレコ共同開発。eSIM内蔵

JVCケンウッドとNTTドコモが共同開発したドライブレコーダー「DDR01」

JVCケンウッドは、NTTドコモが18日から提供を開始する個人ドライバー向け月額定額制サービス「ドコモ ドライバーズサポート」用の通信型ドライブレコーダー「DDR01」を同社と共同開発した。ドライブレコーダーはドコモショップで販売する。

「ドコモ ドライバーズサポート」

「ドコモ ドライバーズサポート」は、通信型ドライブレコーダーとスマートフォン、クラウドサーバーを連携させることで、運転時に事故やトラブルが発生した際、映像や位置情報を記録するとともに、リアルタイムで家族に通知できるほか、駐車中の異常を検知して自動でアプリに通知するなどのサービスが受けられるもの。月額料金は700円から。

アプリで危険挙動の履歴や走行中の位置情報を確認できるため、家族が運転経験の浅いドライバーや高齢ドライバーなどを見守ることもできる。

JVCケンウッドとNTTドコモが共同開発した「DDR01」は、ドコモのLTE通信が可能なeSIMを内蔵。400万画素CMOSセンサーと水平145度広角レンズを備え、フルHD画質での録画ができる。映像の白とびや黒つぶれを防止するHDR機能や、LED信号機の無点灯記録防止機能も装備。地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計となっている。

そのほか、前走車との距離が近かったり、走行車線をはみ出した際などにアラートで通知するADAS機能(安全運転支援機能)や、最大24時間の「駐車監視録画」機能も搭載した。

対応する記録メディアは8~128GBのmicroSDXC/SDHCカードで、Class 10以上推奨。オプションのセカンドカメラと組み合わせることで車両後方の録画もできる。