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アイ・オー、外出先のスマホに録画番組をとばせるHDD
2020年11月25日 15:22
アイ・オー・データ機器は、テレビやnasneで録画した番組を別室のテレビなどでも視聴できるDLNA/DTCP-IP対応のレコーディングHDD「RECBOX」の新モデル2機種を12月下旬に発売する。ラインナップはスマホ/タブレットで宅外でも視聴できる「HVL-RS」と宅内用の「HVL-LS」の2機種で、容量はそれぞれ2TB、3TB、4TBを用意。価格はRSが33,300円から、LSが22,100円から。
- HVL-RS2(2TB) 33,300円
- HVL-RS3(3TB) 36,600円
- HVL-RS4(4TB) 42,200円
RSシリーズ
- HVL-LS2(2TB) 22,100円
- HVL-LS3(3TB) 25,500円
- HVL-LS4(4TB) 31,000円
LSシリーズ
テレビやBDレコーダー、nasneなどで録画したテレビ番組をダビングし、ネットワーク経由で別部屋のテレビなどでも視聴可能にするHDD。機器と紐づけされるUSB HDD録画と異なり、機器を買い替えた後でも、DTCP-IP対応機器であれば引き続き録画番組を視聴できるのが特徴。
テレビやレコーダーに合わせて3種類のダビング方法を用意。テレビを操作してのダビング(アップロードダビング)、専用アプリ「DR controller」によるスマホ操作でのダビング(ダウンロードダビング)、ドラマなどの繰り返し録画の番組を自動でダビング(自動ダウンロードダビング)が利用できる。
スカパー! プレミアムサービスLink(録画・ダビング・とるダビ)に対応。なお4K放送のダビングやムーブはできない。
専用アプリ「REC-ON Cast」を利用すると、RECBOXに保存されている録画番組をAndroid TVで視聴できる。またRSシリーズは、録画チューナー「REC-ON」と連携することで、直接番組録画ができるほか、録画中の追っかけ再生にも対応する。
RSシリーズは、2台をペアリングすることで、インターネットを介したダビングが可能。例えば、自宅で録画した番組を単身赴任先へダビングすることで、ネット環境に依存するリモート視聴よりも安定した画質で視聴できる。ペアリングの期限はなく長期の運用が可能だが、ペアリング設定時は同じネットワークに接続されている必要がある。
また、RSシリーズでは、外出先からでもスマホ/タブレット/PCでアプリを利用することで録画番組の視聴が可能。「Smartplaying Engine」を搭載し、視聴環境の通信速度にあわせてリアルタイムに映像を変換するため、スムーズに視聴できるとしている。なお、推奨アプリはSONY「PC TV Plus」、デジオン「DiXiM Digital TV」「DiXiM Play」。
背面のUSB端子で外付けHDDを繋ぐことで録画容量を増やすことも可能。連携したHDDには番組の移動のほか、チューナーから直接録画することもできる。
消費電力は10W。外形寸法は共通で215×170×38mm(幅×奥行き×高さ/突起部除く)。重量は、RS/LS共通で2TBモデルが約810g、3TB・4TBモデルが約850g。LANケーブル、ACアダプタなどを付属する。