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intimeのフラッグシップ「翔」に価格を抑えた“弟分”

「intime 翔 DD」

オーツェイドは、フラッグシップ機「intime 翔」の“弟分”にあたるカナル型のハイブリッドイヤフォン「intime 翔 DD」を、2021年1月下旬に発売する。価格は25,000円(税込)。

ブランドフラッグシップの「intime 翔」は9月に発売されたモデルで、チタンコートの10mm径ダイナミックドライバーとピエゾセラミックを2枚用いた積層型セラミックツイーターVST2によるハイブリッド構成のイヤフォン。ユーザーからは高い評価を受けたという一方で、6万円という価格から「気軽にお買い求めいただくのが難しいというお声もございました」という。

化粧箱外観と製品

「intime 翔 DD」は、同じ“翔”の名を冠するとおり、同社のフラッグシップたる技術を結集しつつ、「より多くの方々がポータブルオーディオを更に深くお楽しみいただくためのステップアップとなるイヤフォン」として発売される。

「intime 翔」と同じく、10mm径ダイナミックドライバーと第3世代のVST2を搭載。さらにTBI Audio Systemsの特許技術である第3世代HDSS技術も採用し、第3世代VSTの高感度特性を活用した結果、HDSS技術による聴き疲れの少ない音に、intimeならではの抜けの良い音が加わり、絶妙なバランスの音質を実現したとのこと。

再生周波数帯域は10Hz~45kHz、インピーダンスは22Ω。音圧レベルは100dB/mW。

筐体は、軽量かつ高い強度を持つ硬質ジェラルミンと樹脂を採用のハイブリッド構造。「intime 翔」と比べて大幅な軽量化を実現すると同時に、フィッティングやポータビリティも向上した。

接点抵抗の低いPentaconnEarを採用

付属ケーブルも、OFCと銀コートOFCによるハイブリッドケーブル。耐久性が高くしなやかな被膜で覆われており、軽量かつ取り回しにも配慮された。ケーブルのプラグ部分すべての接点にOFCが使われ、極限まで接点抵抗を抑えることにより、接続部が音質に与える影響を最小限に留めているという。イヤフォン側のコネクタは日本ディックスが開発したPentaconn Earコネクタ。ソース機器側のプラグは3.5mmステレオミニ。

ポーチや本革コードリールなどが付属

重さは19.7g。本革コードリールやイヤフォンポーチ、アコースチューンのイヤーピース「AET07」(S、M-、M、L)などが付属する。