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iFi Audio、PCM 768/DSD 512対応の小さいDAC「micro iDSD Diablo」

「micro iDSD Diablo」

トップウイングサイバーサウンドグループは、英iFi audioのバッテリー内蔵DACアンプ「micro iDSD Diablo」を2月5日に発売する。価格は105,000円(税別)。

バーブラウン製DACチップ「トゥルー・ネイティブ」を2基搭載し、最大768kHzまでのPCM、およびDSD 512、MQAフルデコードに対応。2つのDACチップをデュアルモノ・バランス駆動させることで、ノイズフロア、クロストークの低減を実現したとする。

デジタル信号を統括するデジタルインタフェースには新世代XMOS16コアチップを採用。XMOSのファームウェアをiFiで内製することにより、動作を最適化したという。デジタル回路はiFi独自のクロック技術「GMT(Global Master Timing)」により、ジッターの影響を極限まで抑えた状態で動作するとしている。

アナログ回路には新規技術を含むiFi独自の技術が複数投入。回路の要所要所で最適化された複数のネガティブ・フィードバック回路を設け、一般的な単一のネガティブ・フィードバック回路で発生するフィードバック誤差歪み、位相シフト、群遅延などを最小化した「OptimaLoop」を採用したほか、NEO iDSDにも投入した、伝送ロスを最小化した「PureWave」回路も採用している。

入力端子はUSB 3.0、同軸/光デジタル。出力端子は4.4mmバランス(ヘッドフォン/ライン固定)、6.3mm標準のアンバランス。USB入力とは別に充電用USB端子を備え、内蔵バッテリーを駆動することで電源由来のノイズを低減するとしている。

ヘッドフォン出力は3段階(Eco/Normal/Turbo)のゲイン切り替え機能を備え、高感度なIEMから低能率なハイエンドヘッドフォンまで対応できる。

周波数特性は10Hz~80kHz(-3dB)。SN比はバランス時-120dB、アンバランス時-114dB。ダイナミックレンジはバランス時-120dB、アンバランス時-114dB。THD+Nはバランス時0.002%、アンバランス時0.001%。

ヘッドフォン出力は、バランス時611mW以上(600Ω)、4,980mW以上(32Ω)。アンバランス時153mW以上(600Ω)、2,147mW以上(32Ω)。

消費電力はTurboで12W、Normalで5W、Ecoで2W。外形寸法は166×72×25mm(縦×横×厚さ)。重量は330g。