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KEF、最小スペースで迫力の低音「Uni-Core」採用サブウーファー

「KC62 Uni-Core フォースキャンセリング・サブウーファー」(ミネラルホワイト)

KEFは、特許出願中の新技術「Uni-Coreテクノロジー」を搭載したサブウーファー「KC62 Uni-Core フォースキャンセリング・サブウーファー」を1月下旬に発売する。価格は187,000円。コンパクトサイズながら「前例のない深みと息をのむよう
な正確さを同等に提供」するという。本体の仕上げはカーボンブラックとミネラルホワイトの2種。

6.5インチドライバー×2とクラスDアンプを搭載したサブウーファー。出力は1,000W RMS(2×500W RMS)。再生周波数帯域は11Hz~200Hz、最大音圧レベルは105dB。使用電力は1,000W。

発表されたばかりの新技術「Uni-Core」を搭載し、小型化を実現

Uni-CoreはKEFが14日に発表した新技術で、サブウーファー、またはスピーカーキャビネットの体積を大幅に削減しながら、高レベルのパフォーマンスを可能にするもの。ボイスコイルを同心円状に配置し、単一のモーターシステムを通じて、ふたつのドライバーを組み合わせている。これによりキャビネットサイズを1/3以上小型化しながら、最小限のスペースでパワフルかつ深みのある低音再生を可能にした。

同じく特許出願中のドライバーエッジ「P-Flexエッジ」も採用。従来のエッジデザイン同様、感度を制限することなくキャビネット内の音圧に抵抗するといい、これを実現するために日本の折り紙にヒントを得た独自のプリーツ加工が施されている。そのため、別名「折り紙エッジ」とも呼ばれるという。

より正確でカラレーションの少ない低音パフォーマンスを実現するセンサーレス・モーショナル・フィードバック・システムとして「スマート・ディストーション・コントロール・テクノロジー」を搭載。信号とアンプ、ドライバー間のインタラクションを減らし、歪みの原因を大きく減少させる。

キャビネットはアルミニウム製で曲線を描くデザイン

RCA(フォノ)とスピーカーレベル入力を装備し、ほぼすべてのオーディオシステムで使用可能という。出力としてHPF(ハイパスフィルター)を備えたライン出力も備えた。キャビネットはアルミニウム製。

本体には、プリセットとして5つのルーム配置イコライゼーション機能(フリースペース、壁側、コーナー、キャビネット内、集合住宅)があり、部屋のどこに設置しても同じパフォーマンスを保証しながら、あらゆる環境、リスニングルームへ簡単にフィットさせられるという。

外形寸法は、リアパネルと脚部を含めて256×248×246mm(幅×奥行き×高さ)。重さは14kg。

ミネラルホワイト
カーボンブラック