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「小スペースで大迫力の低音」KEF新技術「Uni-Core」

英KEFは14日、「Uni-Coreテクノロジー」を発表。「サブウーファー及びスピーカー設計において全く新しい一歩を踏み出した」というもので、「ウルトラコンパクトなサイズから、力強いパフォーマンスが可能になった」という。今月発表される新しいKEF製品に採用される。

サブウーファー、またはスピーカーキャビネットの体積を大幅に削減しながら、高レベルのパフォーマンスを可能にするもので、2つのドライバーをコンパクトな立方体のキャビネットに収納。2つのフォースキャンセリングドライバーは、同心円状に配置された重なり合うボイスコイルを採用しており、「より少ないスペースから低音のパフォーマンスを提供できる」という。

さらに、Uni-Coreを使用すると、1つのモーターで両方のコーンに電力を供給可能。コイルはそれぞれのコーンごとにサイズが異なる。これにより、コーンが後方に移動しても、コイルはキャビネット内で同じスペースを維持できる。

その結果、キャビネットサイズが、従来のドライバーテクノロジーを使用する場合と比較して、非常にコンパクトになり、体積を大幅に削減。節約されたスペースにより、ドライバーは同等サイズのフォースキャンセリング設計よりも多くのエクスカーションが可能となり、「はるかに少ないスペースからより大きな出力と深みを引き出すことができる」とする。