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富士フイルム「X100V/X-T30」がWebカメラ化。動画撮影時のNDフィルタも

X100V

富士フイルムは、「X100V」、「X-T30」、「X-Pro3」の新ファームウエアを2月下旬から無償提供すると予告。X100VとX-T30では、カメラをWebカメラとして使用できるようになるほか、X100Vでは動画撮影時に内蔵NDフィルターが使用可能になる。

各モデルの追加機能は以下の通り。

【X100V(ファームウエアバージョンVer.2.00)】

  • 「FUJIFILM X Webcam」に対応。パソコンにFUJIFILM X Webcamをインストールし、X100VをUSB接続してWebカメラとして使える。独自の色調表現である「フィルムシミュレーション」を使用可能
  • 動画撮影時にNDフィルターが使用可能になる。光量が多い環境で開放側の絞りを使っての撮影や、シャッタースピードを遅くするときに有効
  • ブライトフレームの補正位置記憶機能を追加。光学ファインダー撮影時に、シャッターボタンを半押しすると、実際の撮影範囲にブライトフレームが移動するが、移動したブライトフレームの位置を記憶するかどうかを設定可能になる。繰り返し近距離撮影する場合などにONに設定しておくと、ピントを合わせた後の再フレーミングが不要になりテンポの良い撮影を実現
  • 静止画撮影におけるデジタルテレコンバーターの使用時にJPEGだけでなくRAWデータとしても記録可能になる
X-T30

【X-T30(ファームウエアバージョンVer.1.40)】

  • 「FUJIFILM X Webcam」に対応。パソコンに「X Webcam」をインストールし、X-T30をUSB接続することでWebカメラとして使える。「フィルムシミュレーション」を使用可能
  • カメラ内で付与したレーティング情報をサードパーティーのソフトウェア上でも確認することが出来るようになり、お気に入りの写真をすぐに判別できるようになる
X-Pro3

【X-Pro3(ファームウエアバージョンVer.1.20)】

  • ブライトフレームの補正位置記憶機能を追加。光学ファインダー撮影時に、シャッターボタンを半押しすると、実際の撮影範囲にブライトフレームが移動するが、移動したブライトフレームの位置を記憶するかどうかを設定可能に。繰り返し近距離撮影する場合などにONに設定しておくと、ピントを合わせた後の再フレーミングが不要になりテンポの良い撮影を実現