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FOSTEX、流木使った「同じ柄が2つとない」自作スピーカー用ボックス

フォステクスの「BK100ADC」

フォステクスカンパニーは、新たに開設したDIYスピーカーをはじめとするカスタム・オーディオ製品を取り扱うショップ「Fostex CUSTOM」のオリジナル商品として、JOURNAL STANDARDなどを展開するACMEのACME Furnitureと共同開発したカスタム用スピーカーボックス「DRIFTWOOD SPEAKER BOX SERIES」を2月16日に発売した。適合スピーカーユニットごとに10cm用の「BK100ADC」、8cm用の「BK80ADC」が用意され、価格はBK100ADCがペア217,800円、BK80ADCがペア151,800円。

納期は約1.5カ月から。両モデルともスピーカーユニットは付属しない。

「BK100ADC」と「FE103A」
「BK80ADC」と「FE85WK」

流木の突き板で仕上げられた、バスレフ型のフルレンジ・スピーカー専用スピーカーボックス。家具職人の高い技術で加工された流木は ACMEFurniture でベストセラーとなっている「DRIFTWOOD TABLEシリーズ」と同様の製造工程で製造。「流木の同じ柄が2つとない個性豊かな木目柄のピースを、バランスよく、丁寧にレイアウトした美しいボックスと、フォステクス伝統のフルレンジ・スピーカー・ユニットを組み合わせて、至福の音響空間をお楽しみください」としている。

ACME Furnitureでベストセラーの「DRIFTWOOD TABLEシリーズ」

適合するスピーカーユニットはBK100ADCが「FE103NV」と「FF105WK」、さらにフォスター電機70周年記念モデル「FE103A」も特別に選択可能で、推奨モデルとして販売される。BK80ADCは「FE83NV」、「FF85WK」に適合。

取付穴ピッチとバッフル穴寸法は、BK100ADCがΦ115とΦ93。BK80ADCがΦ86とΦ73。

材質はMDFで流木突板、ウレタン塗装仕上げ。内容積はそれぞれ、8.5Lと1.9L。チューニング周波数は70Hzと99Hz。外形寸法と重さは、BK100ADCが190×235(220)×310mm(幅×奥行き×高さ)で約3kg。BK80ADCが115×165(150)×185mm(幅×奥行き×高さ)で、約0.7kg。

ワッシャー×8やM4 L20キャップボルト×8、Lレンチなどが付属する。

両モデルとも、東京・自由が丘にあるjournal standard Furniture / ACME Furniture 自由が丘店で視聴できる。

「BK100ADC」
「BK80ADC」