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ニコン、Z 6II/7IIの動画撮影強化。Z 6IIで4K60p対応
2021年2月18日 16:30
ニコンは、フルサイズミラーレスカメラ「Z 7II」「Z 6II」のファームウェアアップデートを予告。2月25日15時にVer.1.10を公開する。
Ver.1.10では、「Z 6II」の動画撮影において、4K UHD/60p記録に対応。ただし、撮像範囲はDXベースの動画フォーマット、画質は標準固定となる。さらに、「Z 7II」「Z 6II」両モデルの瞳AFでは、瞳検出の性能が向上。従来よりも人物の顔が小さいときでも瞳検出が可能になり、安定した撮影をサポートするという。
Blackmagic Design製の外部レコーダーへのRAW動画出力への対応も予定。ProRes RAWだけでなく、Blackmagic RAWでも記録できるようになる。
Atomos製の外部レコーダー「NINJA V」で記録したProRes RAW動画について、AppleのFinal Cut Pro バージョン10.4.9以降で追加されたISO設定、色温度の調整に対応。これにより、Final Cut Proでの映像編集の幅が更に広がるとしている。
既にRAW動画出力の有償設定サービス(33,000円)を実施したカメラは、ファームウェアVer.1.10へのバージョンアップのみでBlackmagic Design製の外部レコーダーへのRAW動画出力機能が有効になる。
また、2月25日～28日の4日間、オンラインで開催される「CP＋2021ONLINE」に出展。イベントサイト「ニコンCP+2021オンライン」では、上田晃司氏や河野英喜氏などの出演ステージの配信で同ファームアップβ機材での解説や作例などを紹介する。
ほかにも、「写真・映像のチカラ」および「Why Nikon?」をテーマに、様々なジャンルの写真家をはじめ、映像クリエイター、YouTuberなど18組21名による19ステージを予定している。スケジュールなど詳細はWebページを参照のこと。