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Netflix映画「桜のような僕の恋人」'22年配信。主演は中島健人&松本穂香
2021年3月8日 16:00
Netflixは、宇山佳佑作の恋愛小説「桜のような僕の恋人」を映像化。Netflix映画として、2022年に全世界同時配信する。主演は中島健人、松本穂香。監督は深川栄洋。
「桜のような僕の恋人」は、2017年に発売され、泣ける恋愛小説として瞬く間にベストセラー化。その後もファンを増やしながら昨年、TikTokで人気に火が着き、発行部数50万部を超える作品となった。かねてより原作ファンを公言していた中島健人が主人公・朝倉晴人役を、そして有明美咲役を松本穂香が務める。
「小説の中で大恋愛がしたい」と巡った書店で本原作と偶然出会い、大号泣したという中島。兼ねてから映像化を熱望していたほどで、本作の主演のオファーに「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました」と喜びを語った。
脚本については「僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で…。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」とコメントした。
明るい未来を信じて疑わない日々から一転、残酷な運命に翻弄される美咲を演じる松本は「読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています」と、脚本の素晴らしさについて話した。
本作でメガホンをとる深川栄洋監督は、2011年に公開した作品と同じプロデューサーとのタッグということで「映画やドラマは直接、人の命を助けることはできません。しかし、傷ついた人々や疲れた心を癒すことが出来るのではないか?と、あの年(2011年)に学びました。この物語は、多くの人々の心に伝播する力を持っています。ただの純愛作品ではない、運命に立ち向かうスピリットを持った映画にしたいと思います」と強い意欲を示した。
あらすじ
美容師の美咲(松本穂香)に恋をした晴人(中島健人)は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を叶えるため再びカメラと向き合うことを決意する。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症する。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、という現実を前に晴人と美咲が出した“二人の歩み方”とは…。
原作:宇山佳佑「桜のような僕の恋人」(集英社文庫刊)
監督:深川栄洋
脚本:吉田智子
キャスト:中島健人、松本穂香
撮影:柳田裕男
照明:宮尾康史
録音:豊田真一
美術:黒瀧きみえ
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix)
プロデューサー:春名慶(博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)・川田尚広(TOHOスタジオ)
制作:TOHOスタジオ
配信:2022年、Netflixにて全世界同時配信予定