ニュース

DAZN、F1合同テストを全セッション生配信。日本人選手も参加

スクーデリア・アルファタウリから参戦する角田裕毅
(c)Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

DAZNは、3月12日から14日までバーレーンで行なわれる2021年シーズンのF1プレシーズンテスト(合同テスト)を全セッション、日本語実況・解説付きでライブ配信する。

テストは3月12~14日の3日間に渡って行なわれ、各日とも午前4時間、午後4時間の2セッション、3日間合計で6セッションが行なわれる。DAZNでの配信は各日ともセッション1が16時から、セッション2が21時から。

解説・実況はセッションごとに異なり、モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏や元F1ドライバーの中野信治氏、プロカメラマンの熱田護氏が解説を担当する。

2021年シーズンのF1は3月26~28日にバーレーンで開幕。その開幕前に同地で行なわれるプレシーズンテストには、シーズンを戦う全チームが参加し、各チームの2021年型マシンが初めて一堂に会するほか、新たなレーシングスーツをまとったドライバーの姿をチェックできる。

ただし、各セッションに参加できるのは各チームのドライバー1名のみ。そのため2021年シーズンには10チーム、20台が参戦するが、1セッションあたりの最大走行台数は10台となる。

スクーデリア・アルファタウリの2021年型F1マシン「AT02」
(c)Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

2021年シーズンのF1には、ホンダ製パワーユニットを搭載するスクーデリア・アルファタウリから日本人ドライバーの角田裕毅が参戦。テストでもアルファタウリの2021年型マシン「AT02」をドライブすることになる。

レッドブル・レーシングの2021年型F1マシン「RB16B」
(c)Thomas Butler / Red Bull Content Pool

また、アルファタウリとその姉妹チーム、レッドブル・レーシングにパワーユニットを供給するホンダは2021年限りでの参戦終了を表明しているため、F1参戦ラストイヤーとなる。

F1プレシーズンテストは例年であれば観客も現地で観戦できるイベントだが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり無観客での開催。開催地も例年はスペイン・バルセロナだが、コロナ禍で物流コストや移動時間を削減するため、シーズン開幕の舞台であるバーレーンに変更されており、期間も3日間×2の計6日間から短縮されている。