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ECLIPSE、グラスファイバー振動板の卵形スピーカー。5.1chセットも
2021年3月15日 13:30
デンソーテンは、ECLIPSEホームオーディオシステムより、卵形構造のスピーカー「TD307MK3」と、同スピーカー5本とサブウーファーをセットにした5.1chパッケージ「TD307THMK3」を4月1日に発売する。価格はスピーカーが1本27,500円。5.1chパッケージが価格は247,500円。
現行モデル「TD307MK2A」と比較して、明瞭性や空間再現力、スピード感、中域・低域再生をさらに向上させたモデル。低域再生に優れているため、ドラムやベースの音までしっかりと再生するという。筐体カラーはブラックとホワイトの2色。
6.5cmコーン型フルレンジユニットを搭載。振動板が従来モデルの紙製からグラスファイバー製に変更されるなど、12部品が刷新され、インパルス応答の収束性が向上。CDなどの音源に録音された波形とスピーカーで再生される波形の差異が縮小したとする。
スピーカーは直接、天井や壁に取り付けが可能。角度調整範囲も通常時で-25°~30°、壁面取り付け時で0°~90°、天井取り付け時で25°~-90°、左右方向はいずれも360°と範囲が広く、さまざまなシーンで利用できる。外形寸法は135×184×212mmm(幅×奥行き×高さ)、重さは約2kg。
再生周波数帯域は80Hz~25kHz(-10dB)、インピーダンスは8Ω、能率は80db/W・m。許容入力は定格12.5W、最大25W。
保護ネットと落下防止ワイヤーが各1個ずつ付属する。
同日発売の5.1chパッケージは、「TD307MK3」5本と、発売中のエントリーサブウーファー「TD316SWMK2」をセットにした製品。同一スピーカー5本ならではのシームレスな立体音場を再現できるという。専用パッケージによる特別価格設定。
セットにされるウーファーは水平背面対向式フロア型。16cm口径のコーン型ウーファーを2基搭載する。再生周波数帯域は30~200Hz(-10dB)、定格出力は125W、入力感度は50mVrms(125W出力時)。入出力はLINEとSpeaker Levelが各1系統。
外形寸法は突起部を含めて399×384×360mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約23kg。消費電力は45W。ACケーブルやリモコン、フットが付属する。