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FOCAL、新40mmユニット搭載「CLEAR MG」、11万円の「CELESTEE」
2021年4月2日 10:00
ラックスマンは、FOCALブランドの新ヘッドフォンとして、開放型の「CLEAR MG」と、密閉型「CELESTEE」(セレスティ)を4月下旬に発売する。価格はCLEAR MGが170,500円、CELESTEEが11万円。
CLEAR MG
CLEAR MGは、既発売の「CLEAR」をベースに、約4年の歳月を経て完成した最新の40mmマグネシウム・ドームユニットを新たに搭載。外装もシックなブラウンカラーとなったハイエンドヘッドフォンシリーズの中核を成すオープンバックタイプ。新ユニットにより、「緻密で臨場感のある音質を再現する」という。
ポータブル・オーディオプレーヤーでもドライブできる、55Ωのローインピーダンス設計を採用。ステレオミニ入力の1.2mケーブルに加え、4ピンXLRのバランス接続ケーブルも同梱。キャリングケースも付属する。
感度は104dB SPL/1mW@1kHz、全高調波歪率は0.25%@1kHz/100dB SPL、周波数特性は5Hz~28kHz。定格インピーダンスは55Ω。重量は450g。
CELESTEE
CELESTEEは、シリーズのスタンダード機としてラインナップしていた「ELEGIA」の後継機種。
定評のある“M”字型アルミニウム/マグネシウム・ドームユニットを搭載し、サイズは40mm。「明晰かつ躍動感あふれる音色が特徴」だという。
さらに、ドライブユニットのエンクロージャーとなるイヤーカップ内には、新たに不要な共振を抑える音響構造を採用。「伸びやかさを増した低域と緻密な表現力を身に着けた中高域の組み合わせは、かつてないほど優れたトーンバランスを実現した」という。
デザイン面では、イヤーパッドとヘッドバンドにダークブルーのセミアニリンレザーを採用。ドライバーグリルやコネクターはソフトカッパー仕上げになっている。
感度は105dB SPL/1mW@1kHz、全高調波歪率は0.1%@1kHz/100dB SPL、周波数特性は5Hz~23kHz。定格インピーダンスは35Ω。重量は430g。入力端子はステレオミニで、1.2mのケーブルが付属。ケーブル着脱も可能。