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画面が動くAmazon Echo Show 10。関根親子「振り向き方が同級生に似てる」
2021年4月13日 17:30
Amazonは、4月14日から出荷を開始するモーション機能付きのスマートディスプレイ第3世代「Echo Show 10」の説明会をオンラインで開催した。説明会には関根勤さん、関根麻里さん親子が登場し、Echo Show 10を初体験しながら、その魅力を語った。
Echo Show 10は2020年に発表されたEchoデバイス。価格は29,980円で、カラーはグレーシャーホワイトとチャコールの2色。特徴は10.1型、1,280×800ドットのHDスクリーンが、ユーザーの声と動きにあわせて350度回転するモーション機能を備えていること。耐久性と省エネルギー性に優れるブラシレスモーターにより、静かな回転が実現された。
これによりAlexaに話しかけて、さまざまな機能を利用する際、声と動きで人物を捉え、部屋の中を移動してもスクリーンが自動的に向きを変えてくれるため、部屋のどこにいてもスクリーンを正面から見ることができる。
人物を捉えた画像は形状や曲線、色などを表す何百ものデータポイントに変換され、端末上で処理・保存される仕組みでプライバシーにも配慮。保存されたデータは一定期間で自動的に消去されるという。本体の設計にはVR技術も駆使したとのこと。
自動フレーミング機能も搭載し、ユーザーがビデオ通話をしている時も、つねにユーザーの姿が画面に拡大表示され、自分がフレームに収まっているかを気にする必要がないのも特徴。2.1チャンネルのスピーカーを内蔵。1インチのツイーター×2、2.5インチウーファー×1を搭載する。1,300万画素のカメラも搭載。外形寸法は251×172×230mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2,560g。
なお、アメリカではEcho Show 10でZoomとAmazonが提供するオンライン会議「Amazon Chime」などが利用可能だが、日本では非対応。
関根親子がAlexa初体験。「とにかく映像がクリア」
イベントに登場した関根勤さん、麻里さんは「スマートスピーカーを使ったことがなくて興味津々(勤さん)」、「友達が声で操作する姿を見て『すごいな』と気になっていた(麻里さん)」と、今回がEchoデバイス初体験。
それでも「肉じゃがのレシピを見せて」や「今日の天気は?」などと話しかけるだけで、簡単に操作できるEchoデバイスの魅力を堪能。Echo Show 10の特徴であるモーション機能について、麻里さんは「どこにいてもクルッと向いてくれるので、両手がふさがっていても使えるのでいいですね。複数人でも使いやすいと思います」とコメント。勤さんは「視野の広さは馬と同じ。振り向き方は中学の同級生だった高橋くんに似ている」など、ユーモアを交えながら感想を語った。
続いて挑戦したビデオ通話では、勤さんが最近ハマっているというBTS風のダンスを披露する場面も。勤さんが大きく動いても、Echo Show 10のカメラが追従するため、フレームアウトすることなくダンスを完遂。勤さんは、その追従性の高さに加え、「映像がクリアで綺麗。パソコンだと設定が面倒だけど、Alexaなら話しかけるだけでいいので、機械に疎くても平気。電話がかかってきたら“緑”(の通話ボタン)を押すだけでいい。電話感覚で簡単」と、操作の簡単さにも驚いていた。
イベント後半ではAlexaと勤さんによるモノマネ三本勝負も繰り広げられ、ドラえもんとルパン三世、バイキンマンのモノマネを交互に披露。最終的には2勝1敗でAlexaが勝利したものの、勤さんは「Alexaはちょうどいい“モノマネ具合”で、気軽に挑戦しやすい。どれくらいレパートリーがあるのか、もっと聞いてみたい」と勝負をふり返った。
体験を終えた勤さんは「映像がクリアだったビデオ通話が印象的でした。ほんとに簡単に接続できますね。なにかボタンをぽちぽち押したりせず、声で操作すればいいので、すぐ孫と喋ることができる。これは最高」とEchoデバイスを満喫。体験中には「(天気の情報などを)目と耳の両方で確認できるのはいい」とEcho Show 10の大型スクリーンも気に入った様子だった。
麻里さんも「結構早口と言われるんですが、それでもしっかり反応してくれてびっくりしました。英語で問いかけると英語で反応してくれるので、英語学習にもよさそう。両手がふさがっていても操作できるのは嬉しいですね」と語り、「1歳の子どもがテレビのリモコンをどこかに持っていってしまうことがあるんです。そういうときでも声だけでテレビを点けたり、消したりできるのは嬉しい。この前、洗濯機のなかからリモコンが出てきたこともあって(笑)」と、ハンズフリーで操作できるAlexaとEcho Show 10の魅力を語った。