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映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」特報映像公開

(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

6月4日に公開される映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の特報がYouTubeにて公開。劇場本ポスタービジュアルも公開された。

公開されたポスタービジュアルでは、白銀の世界で、満身創痍な剣心が、静かに横たわる妻・巴を抱きよせるという、「美しくも儚いビジュアル」としている。「るろうに剣心」始まりの物語であり、10年続くシリーズの完結作となる本作のコピーは“これで終わる。ここから始まる“となっている。

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』特報 6月4日(金)公開

物語の舞台は時空を超え、明治から動乱の幕末へ。なぜ、剣心は二度と人を斬らないと誓ったのか? 十字傷に秘められた真実が、いま明らかになる――

大友啓史監督 コメント

十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。
シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。

来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。

人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。

いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。

「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。

佐藤健 コメント

『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。

パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。

剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。

完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。

僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。