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新Chromecast更新。HDRやリモコン、動作改善

Chromecast with Google TV

Googleは、「Chromecast with Google TV」に最新のソフトウェアの提供を開始している。ディスプレイ設定やリモコンに設定が追加されたほか、動作の改善やセキュリティアップデートが含まれる。段階的に提供されており、順次更新が可能になる。

最新版はOSビルド「QTS1.210311.005」として配信。ファイルサイズは約166MB。ホーム画面の設定→システム→デバイス情報→システムアップデートから更新を確認できる。

ディスプレイの設定ではHDRのフォーマット、解像度・リフレッシュレートに加えて、カラー形式を指定できる設定が追加された。

更新画面
カラー形式の設定も可能に。写真左下はテレビの信号情報の表示

また、装着したテレビ向けの最適な設定を見つけやすくなったほか、Wi-Fiでは5GHz帯やメッシュネットワークでの動作が改善される。一部のアプリで起こっていたBluetoothオーディオの乱れも改善。日本語環境では、英語のままだった一部の設定項目や説明が日本語に修正されている。

同時に提供されるリモコンの最新ファームウェア(24.7)では、リモコンの電源ボタンの設定に、HDMI-CEC経由でテレビの電源をオン・オフできる設定が加わる(赤外線では従来から可能)。なおリモコンのファームウェアの更新は、本体とは別に行なう。

このほかAndroidのセキュリティパッチレベルは2021年4月5日となる。