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アイ・オー、4K/60Hz対応の27型ゲーミングモニター。約61,800円

LCD-GCU271XDB

アイ・オー・データ機器は、4K UHD(3,840×2,160ドット)解像度に対応した27型ゲーミングモニター「GigaCrysta LCD-GCU271XDB」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は61,800円前後。

4K/60Hzに対応するゲーミングモニター。暗いシーンもより鮮明に表示する「Night Clear Vision」や映像にメリハリと鮮やかさが加わる「エンハンストカラー」、GPUとディスプレイのリフレッシュレートを同期させ、ティアリング(映像のずれ)やスタッタリング(画面の引っ掛かり感)を防ぐ「AMD FreeSync」などゲーム向けの機能を搭載。HDR10にも対応する(HDMI1、DisplayPort接続時のみ)。

WFHD(2,560×1,080ドット)の29型モニター「LCD-GCWF291SXDB」も6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円。サイズと解像度などを除いた基本的な特徴はLCD-GCU271XDBと共通。

PS5、Nintendo Switchなど各種ゲーム機との動作確認済みで、HDMI入力では、ゲーム機の電源をONにすると、モニターの電源が入る電源連動にも対応する。

上下左右178度の広視野角なADSパネルを採用。どの角度から見ても色鮮やかな映像を楽しめるとする。コントラスト比は1,000:1。パネル表面は非光沢。

画面の応答速度を向上させるオーバードライブ機能を搭載。レベル3設定時には応答速度4msを実現。動きの速いシーンの残像感を低減し、動きの激しい映像やゲームでもクッキリした映像で楽しめる。通常時の応答速度は18ms。

超解像機能やオーバードライブ機能を有効にしていても、内部遅延時間が約0.03フレーム(約0.41ミリ秒)を実現するスルーモードも搭載。特に動きの速いゲームでは、操作と表示のズレが少なく、効果を発揮するほか、現在の設定の遅延時間を画面に表示して確認することもできる。

コンテンツに応じた映像表示ができる画面モードを搭載。「Game」「FPS」「RPG」「Web」「Standard」の5つのプリセットを用意する。好みに応じて、各モードに設定されている画質の調整も可能。

DVDなどのSD画像を映す際に解像感を向上する「超解像技術」を備え、一般的な拡大処理によるぼやけを防ぎ、映像を鮮明に再現する。なお、超解像度設定は好みに合わせて調整できる。

フラットな3辺フレームレスパネルを採用。マルチディスプレイした際にもフレームが気にならないとしている。台座の前面にはスマホを立てかけられるスタンドを装備。背面にはケーブルホルダーを備える。

入力端子はHDMI×2系統、DisplayPort×1系統。出力端子はライン(LCD-GCU271XDBのみ)、ヘッドフォンを各1系統備える。メンテナンス用のUSB端子も装備。そのほか、スピーカーを備え、出力は2W+2W。

LCD-GCU271XDB 端子部
LCD-GCWF291SXDB 端子部

消費電力はLCD-GCU271XDBが最大46W、通常時26.5W。年間消費電力量は82.8kWh。LCD-GCWF291SXDBは消費電力が最大33W、通常時21.5Wで、年間消費電力量は67.3kWh。

外形寸法/重量は、LCD-GCU271XDBがスタンドありで約614×235×430mm(幅×奥行き×高さ)/約6.3kg。LCD-GCWF291SXDBがスタンドありで約689×192×380mm(同)/約4.1kg。ともに100×100mmのVESAマウントに対応する。DisplayPortケーブル(1.8m)、HDMIケーブル(1.5m)、電源コード(1.8m)などが付属する。

LCD-GCU271XDB 背面
LCD-GCWF291SXDB 背面