ABEMA NEWSチャンネル、報道番組で初のシネマカメラ導入

シネマカメラを導入した「ABEMA NEWSチャンネル」

映像配信のABEMAは、24時間365日ニュースを専門に生放送している「ABEMA NEWSチャンネル」において、報道番組で初となるシネマカメラを導入、5月31日より運用を開始した。背景をぼかすカメラとレンズを使うことで、「あたかもポートレート写真の中の人が動いているような感覚を味わうことができる」という。

ABEMA NEWSチャンネルは、若年層も多く利用するABEMAのニュースチャンネルとして、新たな表現に取り組んでいる。シネマカメラの導入はその一環で、生放送での報道番組のスタジオカメラにシネマカメラを導入するのは初の事例。

機種はソニーのCinema Lineカメラ「FX6」で、映画のような質感の映像が撮れるようになるという。

導入の背景としては、「デジタルネイティブとも呼ばれ、物心ついたときからスマートフォンやPCなどのデバイスを通して多くの映像に触れる機会の多い若年層に対し、通常の映像とは異なるシネマチックな映像をお届けすることで、よりニュース番組を視聴していただくきっかけづくりを目指していく」と、説明している。