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RME、iPadも繋がる「Fireface UCX II」。25年の技術・精度凝縮
2021年6月1日 16:30
シンタックスジャパンは、ブランド25年の技術と精度が凝縮されたというRME製USBオーディオインターフェース「Fireface UCX II」を8月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は165,000円前後。
最大20の録音チャンネルと20の再生チャンネル、SteadyClock FS、高性能マイク入力、内蔵パラメトリックEQ、USB録音機能、すべての機能を制御可能なスタンドアローン・モード機能を搭載した、ハーフラックサイズのモバイル対応インターフェイス。
コンパクト設計ながら、フロントパネルに2系統のマイク/ライン接続用のXLRコンボ端子や、2系統のデジタル制御のライン/楽器入力端子、ヘッドフォン端子、設定用ボタン、ディスプレイ、メインボリュームノブなどを装備。リアパネルには4系統のアナログ入力端子、6系統のアナログ出力端子、MIDI入出力端子など、豊富な入出力を備える。
ヘッドフォン出力は1Ωの低インピーダンスで、ローインピーダンスからハイインピーダンスのヘッドフォンまで幅広く対応し、歪みのない高レベルで駆動できる。
ダイレクトUSB録音機能「DURec」により、Fireface UCX II の入力または出力をUSBストレージ・デバイスに直接記録可能。スタンドアローンでのフィールド録音やライブおよびリハーサル録音、サウンドチェックの録音、再生などでも有効という。
RMEの最新クロックおよびジッター除去テクノロジー「SteadyClock FS」を搭載。ADおよびDA変換する際にジッターを1,000兆分の1秒精度のクロックに基づき、これまでにない最低値に低減する。柔軟で多用途なルーティングおよびモニタリングを可能にするTotalMix FX DSPミキサー、最精度で測定および分析できるDIGICheckアナライザーも搭載した。
コンピューター不要のスタンドアローンモードや、クラス・コンプライアントモードにも対応し、CCモードをアクティブにすると、iPhoneやiPadにも接続できる。
iPadでTotalMix FXを使用すると、ハードウェア・ミキサーを完全リモート・コントロールすることができ、ミックスの作成、保存、読み込みができ、ライブ、収録時にもiPadからプロフェッショナルレベルのI/O設定が可能になる。モバイルバッテリーと組み合わせれば、野外での収録にも最適とのこと。
消費電力は13W。外形寸法はラック耳を含めて265×155×44mm(幅×奥行き×高さ)、重さは910g。