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GoPro「Quik」アプリ、動画から写真切り出し可能に

GoProは、iOS/Android向けアプリ「Quik」の最新バージョン「Ver8.8」をリリースした。今回のアップデートでは、スマートフォンで撮影した映像から画像を切り出せる「フレームグラブ」が利用可能になった。アプリのダウンロードは無料だが、全機能の利用には月額200円、もしくは年額1,080円のサブスクリプション登録が必要。

GoProによれば、多くのスマートフォンユーザーは、スクリーンショットを撮ることで動画から映像を切り出していることが多いという。その場合、スマートフォンの画面解像度で画像がキャプチャーされるため解像度が下がってしまうが、フレームグラブを使うと撮影された動画と同じ解像度で画像を保存できる。

スクリーンショットでは映像素材と端末のアスペクト比の違いによって、画像のトリミングが必要になる場合があるが、フレームグラブでは映像素材のアスペクト比に合わせて静止画を切り出せる。

Quikのスクラブバーは1フレーム単位で調整できるため、完璧な瞬間を簡単に見つけられるほか、切り出した画像はJPG形式で保存され、動画と同等、もしくはそれ以上の解像度ながら、より小さなファイルサイズで保存できる。またアプリからスマートフォンのカメラロールに直接アクセスできるようになったため、スマートフォンに保存されているコンテンツをより早く編集できるようになった。

そのほか動画編集用に5つの新しいGoProオリジナル楽曲の追加や、GoProカメラを自動スキャンして新しい映像を探し、数回のクリックでアプリに転送する機能、フィルター、カラー、テキストの表示時間といったドラフト内のすべてのメディアに編集ツールが適用できるといった機能追加も行なわれている。