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GoPro HERO9に新ファーム。サードパーティ向けAPIも

「GoPro HERO9 Black」

GoProは23日、アクションカム「HERO9 Black」に最新ファームウェアv1.6の提供を開始。あわせて、サードパーティのデベロッパー向けのオープンAPI「Open GoPro」を発表した。これにより、デベロッパーはHERO9 Blackに自身のソリューションを簡単に組み込めるようになるという。

HERO9 Blackの新ファームでは、カメラの電源オン/オフの速度と安定性の向上や、Quikアプリの接続性向上、メニューおよび設定画面のタッチスクリーン感度の改善、リモコン「The Remote」を使用してカメラを操作する際の安定性強化が行なわれている。

Open GoProで提供されるAPIアクセスは下記の5つ。デモンストレーションとサンプルコードは公式サイトから入手できる。

  • ワイヤレス接続
  • カメラのコマンドとコントロール
  • カメラのステータス
  • カメラのプレビュー
  • SDカード上のメディアの確認と転送

すでに導入しているパートナー企業も存在し、Amazfitのスマートウォッチでは、ウォッチのタッチディスプレイからGoProが操作できるほか、Centurion Boats製のボートでは操舵画面からGoProをワイヤレスで操作できる。