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ファーウェイ、音漏れを抑えるスマートグラスや丸形スマートウォッチ
2021年7月13日 12:05
ファーウェイは、ウェアラブルデバイスとしてクラウドファンディングで先行販売していたスマートグラス「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」2モデルを7月13日に、丸形フェイスのスマートウォッチ「HUAWEI Watch3」2モデルを8月以降に発売する。価格はスマートグラスが43,780円。スマートウォッチのクラシックモデル(ブラウン)が54,780円、アクティブモデル(ブラック)が50,380円。
HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II
スマートグラスは、サングラスタイプの「SMART LANG」と度なしクリアレンズタイプの「SMART KUBO」の2種類。フレームには低密度の軽量樹脂を採用し、光沢感の高い塗装で全体に滑らかな質感が演出されている。本体のデザインはグローバル展開しているサングラスブランド「GENTLE MONSTER」とのコラボレーションによるもの
40,000以上のユーザーデータから最適なバランスが実現されており、試験を重ねて本体の重心を中央に調整。鼻あてや耳への重さも均等に配分されている。
テンプル(つる)部分にセミオープンスピーカーを搭載。音漏れを最小限に抑えつつ、128mm2の大型振動板により、高解像度の音楽を楽しめる。新開発の指向性音響システムも備え、逆音波を生成することで音漏れを最大12dB低減させる。テンプル部にはマイクや各種センサーも搭載しているため、音声通話ができるほか、装着検知、タッチコントロールなども可能。
環境を検出し、自動的に音量を調節可能。エレベーター内や会議室など環境が静かになると、自動的に通話音量を適正ボリュームに下げて、音漏れを減らす。自動着用検出も可能で、メガネを外すと自動的に音楽が一時停止。3分以内に装着すると再生が再開される。
ワイヤレス充電に対応したケースが付属し、フル充電時で5時間の音楽再生ができる。
HUAWEI Watch3
1.43インチのAMOLEDタッチスクリーン(326PPI)を搭載したスマートウォッチ。輝度は1,000nit、リフレッシュレートは60Hz。動画のウォッチフェイス表示にも対応した。
今モデルからスマートフォン経由、もしくはスマートウォッチ単体でのアプリダウンロードが可能に。発売時点ではナビタイムジャパンによる「自転車NAVITIME」や「ツーリングサポーター」などを利用できる。アプリは碁盤の目のようなグリッドで表示される。EMUI11.1以上のスマートフォンでは、カメラのリモート撮影ができ、リアルタイムプレビューやフォーカス調整ができる。
新たに手首の周りの温度を測定する「体表温度測定機能」も搭載した。その日の肌の温度変化傾向を分析できる。同機能には温度変化により抵抗が変わるNTCサーミスタを活用しているとのこと。なお、体表温度は外気温の影響を受けるため、体温と一致するとは限らず、体温計としては使用できない。
複数センサーを活用した手洗い検出機能も装備。手洗いの動きと時間を自動的に検出し、20秒正確に手を洗っていることを検出すると通知する。スマートフォンと連携することで、転倒検知や緊急連絡なども利用可能。
そのほか、精度や低消費電力などが強化され、さまざまワークアウトシナリオで心拍数モニタリングパフォーマンスが向上した「TruSeen 4.5+」や、24時間連続血中酸素レベル測定、睡眠モニタリングなども利用できる。
バッテリー持続時間は超長時間持続モードで14日間、スマートモードで最大3日間。スマートフォンからのワイヤレス充電もできる。