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オーテク、タイヤハウスに貼って制振するダンピングアブソーバー

「AT-AQ460」

オーディオテクニカは、AquieTシリーズの新製品として、車載用ダンピングアブソーバー「AT-AQ460」を7月21日に発売する。価格は1,980円。サイズの大きいものが5個セットになった「AT-AQ461P5」(29,700円)も10月より発売する。

異なる3つの素材を組み合わせる異種三層構造により、車のドアトリムやフロアパネル、タイヤハウスに施工することで制振・吸音効果を得られるダンピングアブソーバー。

構造
「AT-AQ461P5」

素材には、高比重、高耐熱のヴァージンブチルゴム、制振用アルミシート、吸音性能を備えたNBRスポンジを採用。はさみで必要な大きさにカットでき、粘着性と凹凸への追従性も高いため、特別な工具を使うことなく施工できる。

ロードノイズの影響を最初に受けるタイヤハウスのデットニングを行なうことで、ルーフやフロア、ドアなどに振動が伝わりづらくなり、より高い制振効果が期待できるとしている。なお、タイヤハウスにインナーカバーの無い車には施工できない。

施工イメージ。左からドアトリム、フロアパネル、タイヤハウス

ドアトリムは純正の吸音材を剥がしてから全体に貼り付け、フロアパネルにはそのまま貼り付けて使用する。

外形寸法/重量は、AT-AQ460が500×250×7mm(縦×横×厚さ)/約400g、AT-AQ461P5は500×750×7mm(同)/約1,200g。