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ケンウッド、AV画面を特大サイズで表示できる「彩速ナビ」。ハイレゾ対応も

JVCケンウッドは、KENWOODブランドのAVナビゲーションシステム“彩速ナビ”「TYPE S」シリーズの2024年モデル・4機種を5月中旬より順次発売する。高精細・広視野角のHDパネル搭載のほか、ナビ情報とAV画面の2画面表示中に、AV画面を特大サイズで表示できる機能を備えた。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は97,000円前後から。

TYPE Sラインナップ
・8型フローティング「MDV-S811HDF」 135,000円前後 6月上旬
・8型インダッシュ「MDV-S811HDL」 135,000円前後 同上
・7型200mmワイド「MDV-S711HDW」 97,000円前後 5月中旬
・7型180mm「MDV-S711HD」 97,000円前後 同上

TYPE Sシリーズの2024年モデルでは、映像性能を中心に使いやすさを強化した。最上位TYPE Mシリーズで採用する高精細・広視野角HDパネルをTYPE Sとして初めて搭載。緻密で立体的かつ滑らかな高精細HD映像を、ワイドな視野角で体感できるようになった。

8型フローティング「MDV-S811HDF」

グレア処理した静電容量式タッチパネルを全モデルに採用しており、フリックやピンチイン/ピンチアウト、ドラッグなどによるスムーズな操作も可能。また、新ユーザーインターフェース「オーガニックGUI PLUS」を搭載し、地図画面上に、ナビ情報とAV画面を同時に表示する2画面表示において、AV画面を特大サイズで表示できる。

音声操作機能に「ボイストリガーのオン/オフ設定」を追加。「音声操作の起動方法」を、「ハイ、彩速」の音声発話、またはステアリングリモコンなどのボタン操作から選ぶことができる。

全モデルで、192kHz/24bitのFLAC、WAVのハイレゾ音源フォーマットをサポート。CDやMP3などの非ハイレゾ音源からハイレゾ音源まで、より高音質化してマスター音源のクオリティーに近づける独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」も備える。

また、車内の各スピーカーから出る音のタイミングを調整し、最適な音質を実現する「リスニングポジション調整」や、リスナーの正面にアーティストがいて演奏しているかのように設定できる「フロントフォーカス調整」などのサウンドチューニング機能も搭載する。

AV機能としては、広いエリアでクリアな地上デジタル放送が楽しめる「広感度地デジチューナー」やBluetoothレシーバー機能を搭載。さらに、DVD再生機能、USB/SDカードでの音楽動画再生、CD録音、ワイドFMなどをサポートする。