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GoPro HERO10 Black登場。“どんなに激しいシーンも滑らか”
2021年9月16日 22:26
GoProは16日、新アクションカメラ「HERO10 Black」を発表した。独自開発のGP2プロセッサーを搭載したフラッグシップモデルで、画質とフレームレートが進化。5.3K/60fps、4K/120fps、2.7K/240fpsの撮影が可能。手ブレ補正も「HyperSmooth 4.0」に進化した。発売を開始しており、価格はオープンプライス。直販サイトでは64,000円。1年間のGoProサブスクリプション(年額6,000円 or 月額600円)付きでは54,000円となる。
GP2プロセッサーと、2,360万画素の高解像度センサーを搭載。GP2プロセッサーによってローカルトーンマッピング(LTM)と3Dノイズ低減(3DNR)を特徴とするビデオアルゴリズムが進化。「低光量の環境でも細部までリアルに、美しいコントラストでの撮影が可能になった」という。
2,300万画素の静止画撮影もでき、5Kの映像から1,960万画素の静止画を、5.3K/60fpsの映像から1,580万画素の静止画を切り出す事も可能。スポーツや動きの速いアクティビティを、高画質な静止画で撮影するのに最適とのこと。
手ブレ補正のHyperSmooth4.0により、「どんなに激しいシーンも滑らかなビデオを撮影することができる」という。水平維持機能も備えており、チルトリミットが27度から45度に拡大。動きの激しい環境でも水平を保って安定したプロのようなビデオを撮影できるとする。1080pでのライブストリーミング中でも、HyperSmooth 4.0が利用可能。
撮影したデータの転送も進化。カメラの充電中に、コンテンツをGoProクラウドアカウントに自動アップロードしたり、カメラからスマホなどのQuikアプリへワイヤレスで転送できるほか、新たにUSBでの有線接続にも対応。カメラからスマホのQuikアプリへのUSBで伝送でき、ワイヤレス伝送よりも50%以上高速だという。
レンズの画角は、超広角(SuperView)、広角、リニア、狭角から選択可能。レンズカバーも撥水性を備えた新しいものになった。
背面に加え、フロントにもカラーディスプレイを搭載。フロントディスプレイのフレームレートが向上し、プレビューも滑らかになった。リアのディスプレイはタッチズーム式で、スピードとレスポンスが向上。
特殊撮影のTimeWarp 3.0では、「リアルスピード」と「ハーフスピード」設定が可能になり、ナイトラプスビデオや、RAW静止画撮影なども可能。13種類のコマンドに対応したボイスコントロール機能も備えている。
音声面では、3つの進化したウィンドノイズ低減マイクを搭載。ステレオ + RAWオーディオでの録音ができる。
水深10mまでの防水性能を持ち、付属バッテリーの容量は1,720mAh。高速充電にも対応する。別売のメディアモジュラー、ディスプレイモジュラー、ライトモジュラー、Maxレンズモジュラーにも対応予定。