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FitEar、チタン製のカスタムイヤモニ「FitEar DC Ti」

FitEar DC Ti

須山歯研は、「FitEar DC」カスタムインイヤーモニターの筐体をチタン化した「FitEar DC Ti」を発表。9月20日以降、順次受注を開始する。好みのケーブルを自由に選べるように、ケーブルレスでの販売となる。

2019年から発売している「FitEar DC」をチタンシェル化したモデル。ドライバーなどは共通しており、「ピークレスでリニアリティに富む静電型ツイーターユニットと、ダイナミック型ドライバーを2基直列に配置し追従性を高めた“インライン・デュアルダイナミック・ドライバー”」を搭載。「スピード感と透明感、力強さを併せ持つサウンドはそのままに、須山歯研の技術を生かしたチタンシェルを組み合わせた」という。

FitEarでは2016年に初のチタン製カスタムイヤーモニターとして「FitEar TITAN」を発表。以来数多くの経験を積み重ね、「より内部構造が複雑なDCでもチタンシェルでの製作が可能となった」という。FitEarの母体である須山歯研が持つ歯科技工技術、その中でもチタン製歯科技工物の製造ノウハウも活かされ、極めてなめらかな鏡面加工も実現した。

この新製品については、9月19日に配信された「秋のヘッドフォン祭2021 ONLINE」の中でも紹介。須山社長が出演し、チタン素材の比重が軽いという特徴や、表面のなめらかな加工の大変さなどを説明。音質については、「入り口から出口までが極力変わらない、水道管のようなイヤフォンを目指しました。長い期間使っても、飽きがこないサウンドになっています」と、魅力をアピールした。

FitEar DC Ti
須山社長

耳穴内の空気容積を広げることで気圧変化を最小限に抑える独自デザイン「ショートレッグシェル」も採用。気圧を外に逃がす「ベント」の設定が必要なく、カスタムならではの高い気密性を維持したままダイナミック型ドライバーの利用を可能とした。シェル尖端が短く着脱がしやすいので、快適な装着感も提供するという。

リニアリティに優れた静電型ツイーターユニットも搭載。ユニットに昇圧トランスを組み込む事で、静電型でありながら外部ドライバーユニットを必要とせず、一般的なイヤフォンと同様にそのままプレーヤーのヘッドフォン端子からドライブできる。

前述の「インライン・デュアルダイナミック・ドライバー」は、フォスター電機製9mmダイナミックドライバーを2基直列に配置したもので、前面のドライバーの動きを背面のドライバーがサポートすることで追従性を高め、限られた密閉空間の中でも優れたリニアリティとタイトで抜けの良い音空間を作り出すという。

前述の通りケーブルレスでの販売となるが、開発時のリファレンスケーブル「FitEar cable 009Aqua」を同梱した限定セットも数量限定で用意する。このケーブルの入力端子はマルチプラグ対応となっている。