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「ゆるキャン△音楽祭2021」、新作映画の制作は順調

10月9日に開催されたイベント「ゆるキャン△音楽祭2021」のオフィシャルレポートが到着。イベントでは、「ゆるキャン△SEASON2」の世界観を体験できる内容が届けられたほか、映画「ゆるキャン△」のティザービジュアルや、2022年初夏公開であることが発表された。

イベントは、「ゆるキャン△」シリーズのモデル地・山梨県にある、YCC県民文化ホールにて開催。アニメゆるキャン△シリーズの劇伴を制作している立山秋航率いるゆるキャン△アコースティックバンドが演奏する本作劇中BGMと、亜咲花、佐々木恵梨による主題歌歌唱、そしてメインキャストが織りなす朗読劇でゆるキャン△SEASON2の想い出のアルバムをめくるような内容となった。

なお同イベントは、15日23時59分まで、オンラインにてアーカイブ配信を実施中。チケット販売は15日21時までで、価格は4,400円。詳細はWebサイトを参照のこと。

朗読劇では、花守ゆみり(各務原なでしこ役)、東山奈央(志摩リン役)、原紗友里(大垣千明役)、豊崎愛生(犬山あおい役)、高橋李依(斉藤恵那役)のおなじみの5人がグループキャンプを楽しむ様子をお届け。音楽を聴いたり、過去のキャンプ話で盛り上がるなど、TVアニメシリーズで放映されている姿と変わらないほのぼのとしたグループキャンプの様子を披露した。

左から花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、豊崎愛生、高橋李依

生演奏コーナーでは、ゆるキャン△アコースティックバンドが劇中BGM「やっぱグループキャンプ!」に乗せ、客席後ろからサプライズ登場してスタート。ゆるキャン△SEASON2の名場面がステージ上のモニターにも映し出され、TVアニメの想い出がよみがえる演出に、会場全体はさながらキャンプ場のような雰囲気に包まれた。

トークコーナーでは、本イベント開催を記念して発売された「ゆるキャン△」初となるイベント公式パンフレットの紹介や、11月11日に発売予定のゲームのお知らせなどを実施。さらに、2022年に山梨県・甲府駅前で「ゆるフェス△」が開催されることが発表されると、会場は大きな拍手に包まれ、フェス開催に期待を寄せる様子が伺えた。

イベント終盤には、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズのOP・EDを担当する、亜咲花と佐々木恵梨が登場し、それぞれ「ゆるキャン△SEASON2」のOP曲「Seize the days」、ED曲「はるのとなり」等を披露。

亜咲花

アンコールでは、亜咲花の誕生日を祝い、バースデーソングのプレゼントも。さらに、「ふゆびより」(佐々木恵梨)と「Shiny Days」(亜咲花)を披露し、すみわたった歌声と「ゆるキャン△」の代名詞ともいえる曲たちに会場は大いに盛り上がったまま音楽祭は幕を閉じた。

佐々木恵梨

イベントの最後には観客にサプライズが。もう一度舞台の幕が上がると、キャストが再登場。映画「ゆるキャン△」のティザービジュアルの公開と、映画公開時期が2022年初夏であることが発表された。サプライズ発表に客席からは、大きな拍手が巻き起こった。サプライズ発表を受けたキャスト陣は、制作は順調で、年内に台本が届く予定であることなどをアピール。これからも一緒に「ゆるキャン△」を楽しんでいきたいと意気込みを語り、高まる期待感に、この日一番の盛り上がりを見せた。

映画「ゆるキャン△」ティザービジュアル
(C)あfろ・芳文社/野外活動委員会

退場時には、来場者全員に山梨日日新聞の号外を配布。いよいよ公開時期も発表され、来年に向け映画「ゆるキャン△」が本格始動。モデル地である山梨県から、まさにスタートにふさわしいイベントとなった。