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津田健次郎「Netflixで実写の監督やりたい」。ツダケンづくしのPVも

登壇した津田健次郎

Netflixのイベント「Netflix Festival Japan 2021|アニメDay」に、声優・俳優の津田健次郎がゲストとして登場。現在配信中のアニメ「極主夫道」など、津田が主演を務める作品が紹介されるとともに、2022年配信の新アニメ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」では主人公ルシウス役を演じることが発表され、ティザービジュアルも披露された。

発表会場では「ツダケンタイム」と題され、会場の大型LEDディスプレイが開く派手な演出とともに登壇した津田健次郎。津田が演じているネトフリアニメのキャラクターを集めた特別映像”ツダケンPV”が公開された。

ツダケン(CV: 津田健次郎)PV - Netflixキャプション

配信中の「極主夫道」では龍役、11月25日に配信開始する「スーパー・クルックス」ではジョニー役を務め、今回発表された「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」でもルシウス役を務めることが決まり、Netflix作品では3作品の主役を務めることとなった。

Netflixシリーズ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」

3作に共通してコメディなシーンが豊富な作品であることが話題に上がると、「極主夫道」はパワー系のコメディであるのに対して、「スーパー・クルックス」はオシャレにまとまったコメディ、とコメント。「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」は、ルシウス本人はずっと真面目にテルマエ(風呂)について研究している中に面白さがある作品なので、演じるに当たっても、「きちっとしなきゃ」と気合いを入れてアフレコに取り組んだという。

配信開始が迫る「スーパー・クルックス」の主人公・ジョニーは、予告編の様子やセリフなどからも余裕綽々な雰囲気を纏った大人な印象があるものの、津田曰く「結構ダメダメなポンコツ野郎」だという。一方で、「格好良く決めるシーンはきっちりとこなし、そのギャップが魅力的なキャラクター」とコメント。情けないポンコツな悪役が続々登場し、物語全体もシリアスとコメディのギャップとそのバランスが楽しめる作品に仕上がっているという。

本人が実写で出演する「極主夫道」のおまけ実写シリーズ「極工夫道」や、主役以外でも数多くの作品で演じている津田。演じた全作品を通して一番印象的だった作品を聞かれると、「DEVILMAN crybaby」を挙げ、湯浅政明監督作品に出たいと言っていたら呼んでもらえた作品であるとともに、演じた時間は短時間ながら、尖った演出などが非常に印象に残っている作品であることを述べた。また、「極主夫道」がアメリカのランキング上位にランクインしており、世界的に楽しまれていることにも驚いたとコメントした。

「もし、Netflixがツダケンの要望を全力で叶えてくれるとしたら?」という質問に対しては、「実写映画の監督がやりたい!」と即答。アニメでも構わないので、企画から参加したいとコメント。どういった作品を作りたいのか聞かれると、Netflixならではのエッジが効いた作品を作りたいと述べた。

“ツダケン名台詞”と題し、「極主夫道」より龍の「わがまま言う子にはもうゲーム買わへんでェ」と、「スーパー・クルックス」より、ジョニーの「俺はとっくに、ハニーの魔法にかかってるからね」を生披露。

「わがまま言う子にはもうゲーム買わへんでェ」を披露
「俺はとっくに、ハニーの魔法にかかってるからね」を披露

ステージの最後は「贅沢な時間でした。新作も楽しみにしていただけたらありがたいです。また画面を通してお会いしましょう」と締めくくった。

Netflix Festival Japan 2021 | アニメDay (Anime Day)