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実写版「極主夫道」映画化。新キャラ匂わせる特報映像

「極主夫道 ザ・シネマ」ティザービジュアル
(C)2022 映画『極主夫道』製作委員会

累計400万部突破の同名コミックを原作に、2020年に放送されたテレビドラマ「極主夫道」の映画化が決定。「極主夫道 ザ・シネマ」として2022年初夏に劇場公開される。主演は玉木宏。公開に先駆けて、ティザービジュアルと特報映像が公開された。

数々の伝説を残した最凶の極道“不死身の龍(たつ)”が、足を洗い選んだ道は専業主婦。極道時代の外見や言動が抜けておらず、強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを身につけ、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘する。

そんな龍を玉木が全身全霊、変顔・爆笑アクション連発で演じる“史上最強の主夫”のキャラクターは腹筋崩壊の爆笑コメディとして話題となった。ドラマ版はHuluにて全話配信中。原作コミックは2021年にテレビアニメ化もされた。

映画版では「龍と、愉快な仲間たちの爆笑コメディが、ギャグもスケールも超パワーアップ」する。タイトルは、これまでホームページなどで「映画 極主夫道」とされてきたが、「極主夫道 ザ・シネマ」に決まった。

出演は玉木のほか、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、田中道子ほか。監督は瑠東東⼀郎、脚本は宇田学、音楽は瀬川英史。制作プロダクションはファインエンターテイメント、製作幹事は讀賣テレビ放送、共同幹事は日本テレビ放送網。配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。

公開されたティザービジュアルは2種類で、いずれも撮り下ろしで本作の映画化をイメージしたビジュアルとなっている。ひとつ目のビジュアルでは、まるで映画監督のようにディレクターズチェアに座り、こちらを見つめる龍の姿が。カメラやカチンコが置かれ、高すぎる”主夫力”で作ったお弁当も。コピーの通り、腹筋崩壊の爆笑コメディが映画化することを祝うド派手なイメージとなっている。

「極主夫道 ザ・シネマ」ティザービジュアル
(C)2022 映画『極主夫道』製作委員会

もうひとつのティザービジュアルでは、龍が映画館でポップコーンをおすすめ。怖すぎる外見と、極道時代の言動が抜けないことで誤解やトラブルを起こしがちな龍だが、こちらのビジュアルでの恐ろしい笑顔と物騒なボキャブラリーでポップコーンをオススメする姿が、テレビ版で全国を爆笑させた史上最強の主夫が映画館に降臨することをイメージさせる。

特報映像には、豪華キャスト陣が演じる “不死身の龍”に負けない強烈なキャラで人気を集めたキャラクターが続々登場する。川口が演じる龍の妻・美久は、デザイナーとして働くキャリアウーマンだが料理はどヘタクソ、龍が暴走しそうになると繰り出すラリアットやヘッドロックでの強烈ツッコミが特技で、特報映像でも絶叫しながらハリセンで龍を強打したり、自慢!?の料理を振る舞う姿も。

志尊演じる龍の元舎弟・雅(まさ)は、天然で不器用、アニキと慕う龍に振り回されるキャラクターだが、今回も龍によって何やらろくでもないことに巻き込まれている様子。龍がかつて属していた極道事務所「天雀会」(てんじゃくかい)会長の江口菊次郎とその妻・雲雀(ひばり)を演じる竹中直人&稲森いずみ、龍と美久の子供・向日葵を演じる白鳥玉季。龍の宿命のライバルにして、足を洗いクレープ屋を営む虎二郎を演じる滝藤賢一らの姿も確認できる。

さらに特報映像の最後には、豪華ゲスト出演者が演じる新キャラクターを匂わせる映像も。新キャストについては近日発表とのこと。

映画『極主夫道 ザ・シネマ』特報
Hulu