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バッファロー製「nasne」がSIE製からのダビングに対応。PS5版「torne」も

バッファロー製のネットワークレコーダー「nasne」(NS-N100)

バッファローは11月24日、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」に「お引越しダビング」を追加した。同日に無償公開されたシステムソフトウェア バージョン4.00にアップデートすることで利用できる。あわせてソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はPlayStation 5用のTVアプリケーション「torne」の配信もスタートした。

「システムソフトウェア バージョン4.00」の更新機能一覧

システムソフトウェアは「nasne HOME」からアップデートできる。バージョン4.00ではシステムソフトウェアの安定性向上も行なわれている。

「お引越しダビング」機能により、同一ネットワークに接続したnasne同士で録画番組のダビングが可能になるほか、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)製nasneで録画した番組データ、外付けハードディスクに録画したテレビ番組もダビングできる。ダビング後もtorneアプリで視聴可能。

従来は、旧nasneから新しいnasneへの録画データ移行はできず、バッファロー製nasne同士であれば、データ復旧サービスの一環として有償(42,350円)で対応していた。

また、同機能を使うことで、バッファロー製「nasne」でのみ利用できる故障予測機能「みまもり合図 for nasne」でハードディスクの異常を事前に察知した場合、あらかじめ録り溜めた録画番組を失うことなくダビングできる。

PS5に「torne」が登場した

あわせて、SIEが同日から配信開始したPS5用「torne」アプリでは、nasneと組み合わせることでテレビ番組の録画・視聴が可能。アプリのダウンロードは無料だが、視聴再生機能は500円、番組視聴時の音質を豊かにする「オトイイネ」は1,320円、黒を基調としたデザインテーマ「トルネ・ブラック」は500円と、各機能の利用は有料となる。

起動の高速化などPS5ならではの機能でより快適に視聴できるほか、ズームアウトの段階が従来からさらに1段階追加され目的のチャンネルが探しやすくなり、早送り、早戻し時の表示フレーム数も増加し、録画した番組中の目的のシーンを簡単に見つけられるようになっている。

PS5用「torne」はDualSenseワイヤレスコントローラーでの操作に加え、PS5専用のメディアリモコンでも操作でき、TVリモコンと同じ感覚で、誰でも簡単に片手で操作できる。

PS5版「torne」はメディアリモコンにも対応