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ユピテル、業界初のリアデュアルカメラ全方位ドラレコ

業界初のリアデュアルカメラを備えた全方向3カメラドライブレコーダー

ユピテルは、業界初のリアデュアルカメラを備えた全方向3カメラドライブレコーダー「Y-3000(カー用品量販店モデル)」と「Z-300(カーディーラー専売モデル)」を、12月10日に発売する。価格はオープンプライスで、Y-3000の店頭予想価格は47,080円前後。

前後・左右・車内を記録できるドライブレコーダー「marumie」シリーズの新モデル。新設計の全方向3カメラモデルで、フロント1カメラと、リアから左右と車内も記録する業界初のリアデュアルカメラがセットになっている。3カメラとも200万画素のフルHD画質で録画ができる。

車両後方と車内を同時に撮影できるリアデュアルカメラ

リアデュアルカメラは、後方用カメラで後続車からの追突やあおり被害を撮影可能。新たに追加した左右・車内用カメラでは後方から車内を広角レンズで撮影し、サイドガラス越しに自車の左右まで撮影する。

リアから車内を記録するため、搭乗者の顔や行動などは記録しないように配慮された設計で、カメラの存在を気にせず、安心してドライブも楽しめる。最大記録画角はリア車内が対角162度(水平138度、垂直78度)、リア後方が対角155度(水平128度、垂直63度)。

フロントカメラも、万が一の際に重要な前方車両のナンバーをはじめ、道路標識や信号機など、記録の細部までに確かな視認性を確保。視野角は対角162度(水平138度、垂直78度)で、歩道からの飛び出しや出会い頭の事故など、前方で生じる様々なアクシデントを幅広くカバーする。

フロントカメラ

フロントカメラは液晶モニターを搭載しつつも、ドライバーの視界を遮りにくいコンパクト設計。フレキシブルに角度調整できるボールジョイント式ブラケットを備え、モニター右に配置された操作ボタンにより、運転席からでも直感的に操作できる。

リアデュアルカメラはブラケット一体式で、左右それぞれに可動式レンズを備える設計。左右・車内用、後方用ともに独自に可動し、それぞれ約90度の可動範囲が確保されているので、あらゆる車種のリアガラスからでも最適なアングルに調整できる。

3カメラとも高感度センサーSTARVISを搭載。映像が不鮮明になりがちな夕方や深夜の住宅街など、灯りの少ないシーンでも前後・左右・車内いずれも鮮明な撮影ができる。HDRにも対応し、トンネル出入り口をはじめとした明暗差の大きい場面や、夜間のヘッドライトで生じやすい黒つぶれや白とびを大幅に抑制。スモークガラスにも対応した。

後方車の異常接近を自動検知し、記録・警告する機能や、ドライバーに危険を知らせる安全運転サポート機能も複数搭載。事故の未然回避へつなげるという。独自のファイルシステムにより、面倒なSDカードの定期フォーマットが不要となる機能も利用できる。付属SDカードは繰り返しの上書き記録に強い高耐久MLC方式の32GB microSDカード。Class10以上、128GBまでのmicroSDカードを利用できる。

駐車記録用オプションのマルチバッテリー(OP-MB4000:25,300円)と電圧監視機能付電源ユニット(OP-VMU01:6,600円)を取り付けることで、駐車記録にも対応。常時録画モード、タイムラプスモード、動体検知モードの3つから録画モードを選択できる。

消費電力は7.5W、取付ブラケット(テープ貼付)時の外形寸法はフロントカメラが65×28×86mm(幅×奥行き×高さ)、リアカメラが118×27mm(幅×直径)、高さは40mm。重さはフロントカメラがmicroSDカードを含めて約91g、リアカメラが約51g。