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ユピテル、後方あおり運転を通知するスマホ連動ドラレコ

「Y-410di」/「SN-TW100di」

ユピテルは、スマホと連動できる前後2カメラドライブレコーダー「Y-410di」と、カーディーラー専売モデルの「SN-TW100di」を7月5日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、「Y-410di」の店頭予想価格は37,180円前後。

2型ディスプレイ一体型のフロントカメラとリアカメラの2カメラ構成のドライブレコーダー。無線LANを内蔵し、スマホと連動できる。後方からあおり運転に遭遇すると自動で検知し、ドライバーへの音声警告と映像記録を2段階で行なうほか、microSDカードだけではなく、専用アプリでスマホにも映像を自動保存する。

後方からのあおり運転の検知は、時速51km以上で走行中、一定以上接近してくる後方車をリアカメラが検知、約5秒間続くと作動。画面と音声でドライバーにあおり車両の存在を通知するほか、さらにその状態が約5秒間継続した場合、ドライバーに再度画面と音声で通知し、映像を記録する。

好きなタイミングに本体ボタンで映像を記録できる「ワンタッチ記録」でもスマホへの映像保存が可能なため、夜景など印象的なシーンを撮影してSNSに投稿することもできる。

フロント/リアカメラともに200万画素のレンズを搭載し、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度で記録できる。共通して画角は対角158度。F値は2。

ソニーのSTARVISセンサーも前後に搭載し、灯りの少ない暗い道も黒つぶれせず鮮明に記録できる。HDRにも対応し、逆光下やトンネルの出入口、夜間の後続車のヘッドライトなどによる黒つぶれや白とびも軽減する。

リアカメラからの映像データ伝送には、業界初となるEthernet規格を採用。デジタル信号をアナログ規格にエンコードして伝送する従来のアナログハイビジョン方式ではなく、非劣化のデジタル伝送のため、高精細な映像記録を可能にした。また、リアカメラには専用の画像処理エンジンを搭載。後方記録のための理想的な画質を実現するとしている。

SDカードへの保存には、書き込みエラーを引き起こす断片化を防ぐ、独自のファイルシステムを採用。定期フォーマットが不要になるとしている。

記録方式は常時録画とイベント録画に対応。Gセンサーを搭載し、衝撃を検知しての自動録画にも対応し、スマホへの自動保存もできる。

オプションの電源ユニットやバッテリーを追加することで、駐車記録にも対応。駐車記録の際には長時間録画が可能なタイムラプスモードも利用できる。

重量はフロントカメラが約89g(microSDカード含む)、リアカメラが約28g。5Vコンバーター付電源直結コード、リアカメラケーブル、microSDカード(32GB)、ドライブレコーダー搭載ステッカーなどが付属する。