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「マトリックス レザレクションズ」ラナ監督「大きな愛を宮崎駿さんへ!」
2021年12月20日 16:00
全米公開に先駆け、12月17日から日本で公開された「マトリックス レザレクションズ」。日本時間の19日に、撮影地であった米サンフランシスコにてプレミアイベントが開催。会場のカストロ・シアターがプロジェクションマッピングで「マトリックス・コード」に彩られ、レッドカーペットならぬ“グリーンカーペット”が敷かれ、主演のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モスらが登壇。映画のキーアイテムである「赤いピル、青いピル」を思わせる赤と青のうちわを手にしたファンも集まった。
登場したのは、キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モスに加え、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、モーフィアス役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン 2世、スミス役のジョナサン・グロフ、サティー役のプリヤンカ・チョープラー・ジョナス、アナリスト役のニール・パトリック・ハリス、バッグス役のジェシカ・ヘンウィック、そしてメガホンを取ったラナ・ウォシャウスキー監督。
プレミアらしくフォーマルなジャケットに、“赤と青”を基調としたネクタイ姿で現れたキアヌは、「みんなに会えて嬉しいし、映画もとても気に入っている。作品を撮影した町に戻ってこられたのも嬉しい。素晴らしいね!」と興奮気味に語り、作品についても「新しいアイデア、新しい登場人物、新しい光もあって、とても新鮮な気持ちだった。ぜひ映画を観て楽しんで!」と笑顔でコメントした。
監督にして『マトリックス』シリーズの生みの親であるラナは、「日本のファンの皆さん、愛してます。日本の皆さんは私の愛やアートや文化を理解してくれています。そしてこの大きな愛を宮崎駿さんへ!」と投げキッス! 日本のカルチャーを愛し影響を受けていることを公言するラナらしく、日本のファンへ愛情たっぷりのメッセージを寄せた。
今回のイベントには、『マトリックス』シリーズのファンであり、NYに活動拠点を移しているお笑い芸人・ピース綾部祐二がプレミアゲストとして参加。プレミアへの参加に憧れていたという綾部は、「ちゃんと出演者として参加するのが夢ですが、未来の自分を想像する良いシミュレーションになります!」と気合十分。
イベント後に行なわれたプレミア試写で本作を鑑賞すると、「『マトリックス』ファンにはたまらない、過去の3部作と繋がる見どころがたくさんあり、映像も進化していてさらに迫力が増していました。オリジナルキャストはもちろん、新しいキャストもそれぞれ個性があって楽しめましたし、個人的には笑えるポイントがめちゃくちゃ組み込まれていたので、ぜひ楽しみにしていてください!」と絶賛した。