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Beat Audio、ジルコニウムを使った最上位リケーブル

8本導体の「Prima Donn MKII 8-Wire」

ミックスウェーブは、Beat Audioのアップグレードケーブル「Prima Donna MKII」を、12月24日に発売する。4本導体モデルと8本導体の「Prima Donn MKII 8-Wire」が用意される。イヤホン端子はMMCXとCustom 2pin、入力端子は3.5mmステレオミニ、2.5mm 4極、4.4mm 5極で、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は4本導体モデルが124,900円、8本導体モデルが182,900円。

4本導体の「Prima Donn MKII」

同ブランドのメインプロダクトとして8年以上もの間ロングセラーとなったPrima Donnaのサウンドキャラクターはそのままに、大幅にアップデートされた次世代モデル。レアメタル配合の銀線は合金配合が見直され、少量のジルコニウムを追加することで、金属の比率が変わった合金を安定させ、高周波が約20%、低音の質感が約15%向上したという。

初代モデルでは40本の細い糸を巻いてひとつのワイヤーを形成していたが、Prima Donn MKIIでは、より細い7本の糸を巻いてひとつの糸を作成。この糸を14本束ねて、ひとつのワイヤーを形成している。

ケーブルシースもシリコンの含有量を5%増やし、より透明感のある外観に。初代の柔らかさ、しなやかさを維持しながら耐久性が向上している。またケーブル全体の弾性が低くなったため、わずかに太くなったワイヤーでも絡まりにくく快適に使用できる。

コネクタとプラグ形状は従来の円筒形から、窓からインスピレーションを受けたという複数の長方形を重ねたデザインに変更。「Beat Audioのケーブルを通して聴く音楽を、窓越しに見える世界に見立て、窓をイメージした長方形を重ねることで様々な視点で音楽の世界を楽しんでほしいという願いを込めている」という。ケーブル長は約120cm。

コネクタとプラグ形状は窓からインスピレーションを得たデザインに