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Beat Audio、音質追求の新リケーブル「Cyclone」。約14万円から

イヤフォンケーブル「Cyclone」(8-Wireモデル)

ミックスウェーブは、Beat Audioブランドの新しいイヤフォンケーブル「Cyclone」を9月30日より発売する。4導体と8導体の2種類をラインアップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4導体が141,200円前後、8導体が211,800円前後。

「素晴らしい高音、滑らかなボーカル、タイトでパンチのある低音、そしてウォームさを持つ銅導体特有のサウンドを追求した」と謳うアップグレードケーブル。10年に渡り蓄積してきたノウハウと、哲学を活かした一般的な銅導体ケーブルとは一線を画す構造により、音楽の持つ熱量や感情を表現するという。

イヤフォン端子は、MMCXおよびカスタム2ピン。入力端子は、3.5mmミニ、2.5mm 4極、4.4mm 5極を用意する。

イヤフォンケーブル「Cyclone」(4-Wireモデル)

また、最新のケーブルシースを使用。柔軟で絡みづらい取り回しのよさと、弾力のある手触りの良い質感で、サウンド面以外でも心地よく使えるようになっているとする。

OCCの細い糸を撚り合わせて太い糸を作り、その太い糸を何本も撚り合わせてさらに太い糸を組み上げたベース導体を採用。銅素材の表面積を限界まで大きくすることで、ケーブルの柔軟性を維持しながら信号伝達の効率化を図った。

また銅の糸の中には、薄い銀と銅の合金でできたコアを埋め込んでおり、「銅の音色を邪魔することなく、周波数特性を強化し繊細な表現を可能」にしているという。

ベース構造の周りには、OCCでできた二本のフラットなリボンを二重螺旋状に配置。リボンは細い銅の棒を高圧プレスで平らにした後、レーザーで均一な幅に切断し、銅イオン溶液で処理。

溶液内では振動と分極が同時に起こり、表面の凹みを埋めるように研磨され、フラットで綺麗なリボンを成型。リボンが半透明のケーブルシースを通してキラキラとした輝きを生み、美しい外観に仕上げているという。

フラットリボンは美しさだけでなく、音を滑らかにする役割ももっているとのこと。リボンには高純度酸素を吹きかけ、極めて薄い酸化膜を形成させることで、ケーブルシースの外側に帯電する静電気がもたらす音の悪影響を防ぐバリアとして機能させている。