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Campfire Audio、ダマスカス鋼のイヤフォン「Saber」。限定100台
2022年2月22日 16:26
ミックスウェーブは、米Campfire Audioの新イヤフォン「Saber」を2月25日に発売する。「Campfire Audioの“初めて”を詰め込んだ」というハイブリッド型イヤフォンで、フェイスプレートに初めてダマスカス鋼を採用。全世界限定1,000台で、日本国内では100台限定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は56,900円前後。
フェイスプレートには高級鋼材として包丁やナイフに使用されるダマスカス鋼を初めて使用している。「ダマスカス鋼から削り出されたフェイスプレートは、一つ一つ模様の浮かび方が異なるため、それぞれ見た目の異なる、"世界に一つしかない1台"が出来上がる」という。筐体部分はマットブラック仕上げのABS製で、軽量かつ耐久性にも優れるとする。
同社初のデュアルダイナミックドライバー構成で、「D6」と名付けられた6mm径のナノチタン振動板のドライバーと、「D8」という8mmのハイブリッドベリリウムポリマー振動板ドライバーを内蔵。さらに、高域用にバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーも1基搭載する。
D6は、振動板の高い剛性を活かしてきめ細かな中高域を再生、D8はレスポンスが良く、味わい深い低域を表現できるとしており、そこにBAの鋭利な高域を組み合わせる事で、「今までにないサウンドキャラクターの機種に仕上がった」という。
音導管やコンデンサー、ダンパーなどのドライバーに対して僅かでも音を変えてしまう要素をなくすため、3Dプリンターで精密に成形した単一のコンポーネントを内部に搭載。「ソリッドボディ設計」と名付けられており、パーツ数を最小限に抑えながら、細かなチューニングができ、ドライバーが持つ本来の音を届けられるという。
付属のケースは、ポートランドグレーのコンパクトなジッパーケース。「ポートランドの雨の季節をイメージした落ち着いた色合いのキャンバス生地は丈夫でイヤホンを雨から守ってくれるデザイン」とする。
ケーブルは高純度銅導体を使用した「Pure Copper Litz Cable」が使用されている。リケーブルが可能で、MMCXコネクターはベリリウム銅加工されており、「耐久性が高く、安心して長く使い続けることが可能」とする。入力端子は3.5mm。周波数特性は5Hz~19kHz。インピーダンスは8.2Ω/1kHz。入力感度は94dB。