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Kinera、ダイナミック+BAにESTや骨伝導ドライバも搭載した最高峰イヤフォン「Loki」

Kinera Imperialの最高峰フラッグシップイヤフォン「Loki」

サウンドアースは、Kineraのハイエンドライン・Kinera Imperialの最高峰フラッグシップイヤフォン「Loki(ロキ)」を9日に発売する。価格は468,000円。12月9日~10日に東京・秋葉原で開催されるポタフェスのサウンドアースブースにも出展予定。

北欧神話におけるロキからインスピレーションを受けたデザインとサウンドに仕上げられており、フェースプレートには、火の力を持つロキを象徴する燃えるような赤で溶岩を表現。青は地表を表している。「ロキが悪事を働き、火山の噴火を伴うと、地殻に亀裂が入り、高温のマグマが地表を流れ、アスガルドのエネルギーに衝撃を与え、世界再生の新時代の到来を告げる」という。

ユニットは、低域用に6mm径のダイナミック型×1、中音域用にバランスドアーマチュア(BA)×4、高音用にBA×2、超高域用にEST×4、さらに骨伝導ドライバー×1も搭載する。

ユニット構成

6基のBAドライバーはKnowles製で、カスタム・チューニングされたものを採用。チューニングにより、ダイナミック型の低域や、ESTの超高域などとのシームレスな統合を実現したという。

ESTドライバーはSonion製で、低歪でよりリアルなサウンドを再生。骨伝導ドライバーはカスタムメイドしたもので、低域のダイナミックドライバーと連動する事で、より深い超低域パフォーマンスが得られるとしている。

インピーダンスは12Ω、感度は107dB。イヤフォン側は0.78mm 2ピンコネクタで着脱可能。ケーブルは1.2m。Effect Audioが手掛けたケーブルで、UP-OCC Pure Copperを採用。入力プラグは4.4mmバランスとなっている。

イヤーピースは4つのタイプを同梱。「final Type E」(低音域のレスポンスを高め、シビランスを最小限に抑える)、「AZLA SednaEarfit Crystal」(バランスの取れたサウンド)、「Spinfit CP145」(優れた装着感、弾力性と深みのある低音性能)、「Symbio F Foam」(高域のハーシュネスを吸収し、コクのあるボーカルと豊かで深みのある低音を実現)から選択できる。

前述のケーブルとは別に、「Kinera Custom Loki Cable」という4.4mmバランスケーブルも同梱。Litz Gold-plated 6N OCCとLitz Silver-plated 6N OCCを組み合わせている。柔軟性に優れているのも特徴。長さは1.25m。