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ソニー、αやCinema Lineカメラで使えるダイバーシティーチューナ

ミラーレス一眼のαシリーズに取り付けたところ

ソニーマーケティングは、XDCAMカムコーダーやCinema LineカメラのFX9/FX6/FX3、ミラーレス一眼のαシリーズの対応モデルと組み合わせ、高音質収録が可能になる2波受信対応ポータブルダイバーシティーチューナー「URX-P41D」を5月18日に発売する。価格は121,000円。デジタルオーディオインターフェースを追加したマルチインターフェースシューに接続する。

2波受信対応ポータブルダイバーシティーチューナー「URX-P41D」

従来のアクセサリー側(UWP側)のD/A変換、及びカメラ側のA/D変換のプロセスを省き、ノイズが少ない高音質のデジタル音声をカメラに直接伝送して録音できる。

対応するカムコーダーと組み合わせると、RFレベルメーターのほか、音声ミュート状態や送信機の低バッテリー警告などの情報をビューファインダー上に表示できる。

ソニー独自の「NFC SYNC」機能も搭載し、送信機と受信機の間で素早く簡単に周波数設定が可能。URX-P41Dと、別売のMIシューアダプター「SMAD-P5」を組み合わせた際に、従来機種より全長が約22.7mm短くなるなど、シリーズを通して本体の小型化も図り、「さまざまな現場のニーズに応える高い機動力も実現した」という。

新UWP-Dシリーズで初めて2波受信に対応し、外部マイク入力端子を搭載。話者や演者2名に加え、インタビュアーまで含めた3チャンネルのオーディオ録音が可能で、インタビューやニュース制作や、ドキュメンタリー、スポーツイベント、ブライダル、YouTube向けのコンテンツなどのさまざまな現場で活用できるという。