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深夜ドラマ×プラモデル。テレ東「量産型リコ」6月30日深夜から

木ドラ24「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」
(C)「量産型リコ」製作委員会

テレビ東京は、普通女子のプラモデルを通じた小さな成長記を描く“ホビー・ヒューマンドラマ”「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」を、6月30日から毎週木曜深夜0時30分に放送する。BANDAI SPIRITSが制作協力しており、各話に実在するさまざまなプラモデルが登場。第1話にはドラマタイトルにもちなんだ「量産型ザク」が登場する。

BSテレ東、BSテレ東4Kでは7月5日より、毎週火曜日深夜0時から放送。広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer、GYAO!)にて見逃し配信も実施する。またdTVでは地上波放送後より配信するほか、撮影の裏側を収めたメイキング番組を8月に独占配信する予定。

「深夜ドラマ×プラモデル」をテーマとしたオリジナルドラマで、巷にいるごく普通の女子である主人公が仕事にプライベートに自問自答しながら、「プラモデル」というホビーとの出会いを通じて大人へと組み立っていく成長記。「お耳に合いましたら。」や「八月は夜のバッティングセンターで。」などのオリジナルドラマを共に手掛けてきたテレビ東京とBABEL LABELが再タッグを組んだ。

主演は、これが地上波連続ドラマ初主演となる乃木坂46の与田祐希。与田が演じる主人公・小向璃子は性格、容姿、好きなもの、センスや価値観などあらゆるものが平均的なタイプの人間。イベント企画会社に勤め、会社の中でも“のほほん部”と言われているイベント3部に所属している璃子は、ある日同僚から言われた「量産型の人間」という言葉に自問自答してしまう。

そんな時、ふと町で見つけた模型店が気になり入ってみると、“量産型”と書かれたTVアニメシリーズ「機動戦士ガンダム」の「ザク」に目が止まり、堅物店長に勧められるままに初めてのプラモデル作りに挑戦することに。璃子は徐々にプラモデルの魅力に惹かれ、それが自分自身を見つめ直すきっかけになっていく……。

監督は「東京放置食堂」(テレビ東京)や「歩くひと」(NHK)、「ムショぼけ」(ABCテレビ)など、監督・脚本家として映像制作を続けながら、俳優・音楽活動などジャンルを問わず立て続けに作品を生み出しているアベラヒデノブ。主演の与田とはオムニバスドラマ「乃木坂シネマズ~STORY of 46~」で与田出演回の監督を務めたこともあり、2度目のタッグとなる。脚本はマンボウやしろを中心に、近年数々のドラマ作品のプロデュースを手掛ける畑中翔太が企画・原案・脚本として参加する。

そのほか出演は藤井夏恋、望月歩、中島歩、前田旺志郎、石川恵里加、与座よしあき、森下能幸、マギー、田中要次。オープニングテーマはVTuberとして活躍している樋口楓が、ドラマのために書き下ろした新楽曲「ビューティーMYジンセイ!」に決定し、その音源を使用したドラマの60秒トレーラーも公開されている。

木ドラ24『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』予告映像 | 6月30日(木)深夜0時30分スタート | テレビ東京

主演の与田は「今回演じさせていただく小向璃子は、情熱的に生きることよりも安定・平和を望み、特別な趣味や特技もないごく普通の、いわゆる量産型な女の子。私自身も共感できる部分が多く、これから璃子の人生を組み立てていく日々がとても楽しみです! プラモデルはまだ先日教えて頂いたばかりで、璃子と同様一からのスタートですが、役とともに好きになっていけるような気がしています。ガンダムやプラモデルが好きな方にもぜひ成長を見守っていただけたら嬉しいです!」とコメント。

企画・原案・脚本の畑中は「これまでテレビ東京さんとは様々なテーマを物語にしてきましたが、自分自身も子どもの頃に熱狂したプラモデルをテーマにしたドラマが作れるとは思っていませんでした。ただこの作品は“単なるプラモデルドラマ”にあらず、与田さん演じる主人公の璃子が『プラモデル』との出会いを通じて、自身との向き合い方や周囲との関係性が少しずつ変化していく“ホビー・ヒューマンドラマ”です。璃子がプラモデルを組み立てていくように、自分の人生を組み立てていく小さな成長記にご期待ください!」としている。