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映画「ゆるキャン△」、花守「作っちゃうの?! と純粋にびっくり」
2022年6月21日 12:44
7月1日より劇場公開される映画「ゆるキャン△」。6月19日に新宿ピカデリーにて完成披露上映会が開催され、そのレポートが到着した。花守ゆみり(各務原なでしこ役)、東⼭奈央(志摩リン役)、原紗友⾥(⼤垣千明役)、豊崎愛⽣(⽝⼭あおい役)が登壇し、これまでのシリーズとはまたひと味違う映画「ゆるキャン△」の魅⼒を語った。
登壇したキャストそれぞれによる、作品にちなんだ「キャンにちは!」の挨拶でイベントは和やかにスタート。
2018年、シリーズの始まりとなるTVアニメの放送が開始し、4年という⻑い歴史を刻んできた「ゆるキャン△」。映画公開までの道のりについて思い出を聞かれ、花守が「4年……早いですね! 当時、キャンプもしたことなかったんですけど、今やすっかり⽴派なキャンパーになりました。そう考えると4年って⻑かったね!」と、⽉⽇の流れを改めて実感する様⼦を⾒せると東⼭も「⼤きな4年間だったんだね」としみじみ。
「TVアニメもSEASON2があったり、グッズも含めて⾊んな展開があったので、⽇々のお供に『ゆるキャン△』ってくらい、近しい存在になっていった4〜5年間だったんじゃないかな。ビジュアルで⼤⼈になっていたので、ドキドキしました!」とコメント。
続く原は「発表時にゆみりちゃんがこぼした涙を忘れてません(笑) 映画版は遠い未来だな、と思っていたのがいよいよ形になるということにドキドキしてます」と東⼭とはまたひと味違うドキドキを感じていると話した。
豊崎も「ゆるキャン△」は近しい存在になっていたといい、「プライベートでもキャンプに⾏くんですけど、そこで知り合ったキャンパーさんがグッズを持っていたり、特設コーナーを⾒かけたり、ずっと側にいてくれましたね」と⽇常の⼀部にいつも作品がいてくれたと話すと、⼀同感慨深げに頷いた。
映画ではなでしこ達がキャンプ場をつくる姿が描かれます。初めてこの物語について聞いた時、花守は「⼤⼈になってることに⼀瞬気を取られていましたけど、作っちゃうの?! と純粋にびっくりしました(笑) キャンプ初⼼者だったなでしこが、”楽しんでもらうぞ”って⽴場になっていて、どんな話になっているのか台本もらうまで⾒当つかなかったです」と当時の正直な思いを吐露。
東⼭も「キャンプを楽しむ側だった私たちがそのものを作っていく……びっくりでしたし、みんなが⼤⼈になって遠くに⾏っちゃった気がしたですけど、やってることは昔と全然変わらないじゃん! って」とこれまで同様”キャンプ”を楽しむ彼⼥たちが⾒られると明かしました。
スクリーンに⼤⼈になったキャラクターを描いたオフショットビジュアルが映し出されると花守「⾼校⽣の時も着ていたんじゃない? って服も混じっていたり、テントとシュラフが⼲せるベランダになっていて、なでしこは私の知らない時間もキャンプを⼤好きなまま⽣きてきたんだなって。趣味としても、仕事としてもキャンプへの愛がずっと続いていたことが伝わってきて、このビジュアルは好きですね。実家を出ているというのがまず衝撃!」とキャンプ⽤品店で働くなでしこを描いたビジュアルへの思い⼊れを語りました。
リンのビジュアルには⼀同⼝を揃えて「衝撃!!」。東⼭も「きららアニメでスーツ姿を⾒られるなんて思わないですよね?! コンクリートジャングルにいるし! (笑) キャリアウーマン感がでているのがすごく良いです。チャームポイントのお団⼦ヘアもなくなり、キャンプをお仕事にしたなでしことは別々の道に⾏っていますよね。出版社に勤めていて。でもリンは、ソロキャンしながら本読んでいたり、アルバイトも本屋だったり、“好き”を仕事にしていてホッとしました。TVアニメから、この未来に続いていく伏線が張られていたんだなって」とこれまでの⻑い歴史を思い返した。
⼀⽅、爽やかに汗を流す千明の姿を⾒た原は「親近感のある⼤⼈になってくれたようで」と会場の笑いを誘い、「⾊々あってここに落ち着いている感がでていますね。アクティブな感じ、⾏動⼒を表している気がして。変わらなかった安⼼感をお届けできるかなと思います!」と本編で、これまで通りの千明が⾒られると話しました。
⼩学校の先⽣になったあおいの様⼦を⾒て、豊崎は「もともと⼤⼈っぽくて、みんなを⾒守っているような⼦だったのでビジュアル的的に⼤きな変化は(⾒えないかもしれない)。⽇々⼩学⽣と授業したり遊んだり、”らしいな”って思いました。野クルやなでしこ、みんなの成⻑を微笑ましくニコニコ⾒守っていたから、先⽣というのは⼈の成⻑を⾒守るあおいちゃんらしいなって」”らしさ”を感じる⼤⼈になった姿だと⾔います。
⻫藤恵那のビジュアルを⾒た⼀同は、ちくわがいることに改めてまず⼀安⼼。花守「『トリマーになるんじゃないか?』って以前から話をしていたのでぶれないな! と」、豊崎「映画ではちくわ⼤活躍だもんね!」とTVアニメ時の話や注⽬ポイントも挙がり、オフショットビジュアルだけで⾊々な想像ができると、⼤盛り上がりで振り返りました。
続いて、映画「ゆるキャン△」最新情報が解禁。これまでのシリーズでモデル地の1つでもある⼭梨県⾝延町、そんな⾝延町にある「道の駅しもべ」にキャンプ場が併設され、映画宣伝チームが実際にキャンプ場作りの⼿伝いをしていたという。
今回そのキャンプ場に「ゆるキャン△」の名前も⼊れてもらえることとなり、「道の駅しもべオートキャンプ場〜ゆるキャン△の⾥〜」として、現在7⽉16⽇(⼟)のオープンに向けて着々と準備が進⾏中。キャンプ場の予約が7⽉1⽇(⾦)からスタートすると発表された。
この発表を聞くと、会場からは⼤きな拍⼿が湧き上がり、花守「映画⾒てすぐに予約しなきゃ!」とキャスト⼀同、興味津々でスクリーンに浮かぶ情報に⽬をやる場⾯も。公開に向けた豪華グッズ情報なども併せて紹介された。
最後には豊崎「⼤⼈になった彼⼥たちの⽣き⽅を⾒守っていただけたらと思います。⾒終わったあと温かい気持ちになって、頑張っていたらどこかで必ず誰かがみていてくれるんだなって改めてこの映画が教えてくれたような気がします。みなさんも、”ひとりじゃないよ”という気持ちで⾒て、温かい気持ちにになってもらえたら嬉しいです」
原「試写会で⾒終わった後に、不思議と幸せな涙みたいなものが溢れてきて、本当に⼼が温かくなる映画でした。皆さんもぜひ幸せな気持ちになって、“ああ、『ゆるキャン△』好きだな〜!”って思っていただけたらと思います!」。
東⼭「映画が始まった瞬間に、『ゆるキャン△』は映画館と相性がいいなって思いました。没⼊感が出るというか、いつも癒しをくれて、5⼈のマイペースな空気感も居⼼地がいいなって思えるのが『ゆるキャン△』の⼤好きなところです。映画にはみんなの⾒たい『ゆるキャン△』が詰まっていますし、映画だからこそ伝えられる今まで⾒たことのない『ゆるキャン△』も詰まっています。この映画をみてもっともっと『ゆるキャン△』を⼤好きになってくれたら嬉しいです」。
花守「脚本を読ませていただいた時から、なんていうか⼼が本当にデトックスされてしまう……。相変わらず監督たちが現地に⾏って情報を書き加えてくださった資料集もあって、本やそれを読んでから改めて映像を⾒た時に“なんて愛が詰まってる作品なんだろう”と思いました。その愛に応えるために、スタッフさんも全⼒で取り組んでいて(完成)ギリギリまで⾳や画の調整をされていたって聞いていたので、こうやってみなさんにお届けできることが本当に嬉しいです。受け取ってもらえる⽅に、⼤切なことをお伝えできる映画になっていると思います」と思いの丈を語り、イベントは幕を閉じた。
「道の駅しもべオートキャンプ場〜ゆるキャン△の⾥〜」
⼭梨県⾝延町に位置する「道の駅しもべ」キャンプ場のオープンが7⽉16⽇に決定。リニューアルを聞きつけた映画「ゆるキャン△」宣伝担当たちも実際に現地に赴き、草刈りから⼿伝ったキャンプ場がついにオープンする。「地域の皆さんにも⽇々テストキャンプにご参加いただき、たくさんのご意⾒をいただきながら完成へと漕ぎ着けました」としている。
私たちがキャンプ場づくりのお⼿伝いをさせていただいている「道の駅しもべ」のキャンプ場が7⽉16⽇(⼟)にオープンすることになりました! 7⽉1⽇(⾦)より予約開始を予定しております。
そして、町や施設の皆さまのご厚意で、今回キャンプ場の名前に「ゆるキャン△」の名前をいれていただける運びとなり、「道の駅しもべオートキャンプ場〜ゆるキャン△の⾥〜」として⾛りだします! この場所は、作品のモデル地ではございませんが、ファンの皆さまや地元の⽅々の交流の場になれたらと思っております。もちろん今後もキャンプ場作りは引き続きお⼿伝いさせていただき、随時アップデートしつつ、よりよいキャンプ場を⽬指して頑張ります!
映画『ゆるキャン△』グッズの⼀部が公開、受注開始
映画「ゆるキャン△」グッズの一部も公開。パンフレットとグッズは劇場および松⽵が運営する映画・アニメグッズ通販サイト「Froovie」で7月1日より販売されるほか、ホビーECサイト「F:NEX」にて販売するグッズは受注がスタートしている。
「公式パンフレット のーまるえでぃしょんズラ!」(通常盤)には、あfろ先⽣のコメントや、京極義昭監督×丸亮⼆プロデューサー対談、スタッフ、キャストインタビューに加え、各種設定資料や劇中に登場するキャンプ飯のレシピも収録。
豪華版である「すぺしゃるえでぃしょんズラ!」には、のーまるえでぃしょんの内容に加え、京極義昭監督、アニメスタッフが映画のために描いたイメージボードを追加。あfろ先⽣が映画⽤に描いたキャラ設定もカラーで掲載され、「ゆるキャン△」シリーズでは初となる、メインキャストの撮りおろし写真も収録される。
そのほか、劇場とFroovieでは、スペシャルクリアファイル5種セット(なでしこ・リン・千明・あおい・⻫藤)や、⼤⼈になったなでしこ、リン、千明、あおい、⻫藤のミニキャラがデザインされたボールペンが用意されている。
F:NEXで受注中のグッズは、ちくわぬいぐるみ⼤⼩2種セット(⼤⼈&⾼校時代 Ver.)、あfろ先⽣スペシャルアートボード(映画⼊場者特典『ゆるキャン△』13.5 巻表紙イラスト)、『ゆるキャン△』ワールド MAP ポスター(⼭梨 Ver.)、メインビジュアル スペシャルプリモアートAなど。詳しくはF:NEXの販売ページを参照のこと。