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HeartField、シルバーハウジングのイヤフォン「銀鶴」「銀月海」
2022年6月28日 12:33
飯田ピアノは、中国HeartFieldブランドの取り扱いを開始し、イヤフォン3機種を7月1日より発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、「銀鶴」が28万円前後(税別)、「銀月海」が18万円前後(同)、「鹿」が25,000円前後(同)。
Heart Field Acousticsは2017年に発足し、「自由は心から生まれ、環境は心に拠って変わる」という企業理念より2文字を抜き出して「境心(英語名:Heart Field)」というブランドを設立した。創設者は元々オーディオファンとして、この10年間ハイエンドイヤフォンの発展を体感しており、そんな中で自身の「欲しいモノ・作りたいモノ」を具現化するためにプロジェクトがスタートしたという。
今後、Heart Fieldと飯田ピアノは、「長期に渡り協力関係を築き、日本市場のニーズや動向を汲み取り製品の開発を進めていく所存」とのこと。
銀鶴
8mm径のバイオセルロースダイナミックドライバーを搭載。独自のチューニングを施し、シングルユニットの特徴を生かしたレンジの広いサウンドを届けるとしている。
ハウジングはシルバー925製で、表面のコーティングとしてパラジウムめっきを施した後に鏡面に磨き上げ、プラチナめっきで仕上げることで、銀の酸化を防止。人間工学に基づいた形状のIEMシェルデザインを採用し、本体に重量がありながらも、長時間のリスニングにおける快適さを実現したという。
イヤフォン側端子は2ピン。周波数特性は20Hz~20kHz。感度は115±1dB/mW。インピーダンスは26Ω。イヤーピース(S/M/L)、キャリングケースなどが付属する。
銀月海
独自のチューニングを施したバランスド・アーマチュア・ドライバーを1基搭載。フラット特性を目指し、昨今の流行である多ドライバーに必要なネットワーク回路の影響を排除したとする。
銀鶴と同様にハウジングはシルバー925製で、人間工学に基づいた形状を採用。パラジウムめっきの後に鏡面仕上げとプラチナめっきを組み合わせて仕上げている。
イヤフォン側端子は2ピン。周波数特性は20Hz~20kHz。感度は118±1dB/mW。インピーダンスは16Ω。イヤーピース(S/M/L)、キャリングケースなどが付属する。
鹿
6.8mm径のコンポジットダイアフラムユニットを採用。広域の伸びやかさと低域の制動性能に着目して開発したという。2機種と同様に人間工学に基づいたシェルデザインを採用している。
ハウジングは黄銅製。フラッグシップモデルで培った製造技術を用いることで、黄銅の精度の高さと音質的メリットはそのままにコストダウンを実現したとする。表面のコーティングにはプラチナめっきを採用。フェイスプレートには宝石加工工場とのコラボにより、ジルコニアの装飾が施されている。
イヤフォン側端子は2ピン。周波数特性は20Hz~20kHz。感度は108±1dB/mW。インピーダンスは16Ω。イヤーピース(S/M/L)、キャリングケースなどが付属する。