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HIFIMAN、トポロジー振動板採用で無線化も可能なヘッドフォン

「HE-R9」

HIFIMAN JAPANは、独自のトポロジー振動板を採用した有線ヘッドフォン「HE-R9」と、Bluetoothモジュール「BlueMini R2R」をセットにした「HE-R9(BT)」を7月15日に発売する。価格はHE-R9が85,800円、HE-R9(BT)が99,880円。

トポロジー振動板は、振動板表面に特殊なメッキ処理、幾何学模様のコーティングを施したもの。「様々な音色に応じて幾何学模様の形状、配合物、厚さを調整することで、周波数応答の完璧なコントロールを目的としている」とする。

内装には、快適な装着感と弾力性を実現するため、高品質のメモリー素材のスポンジを採用した。大型のイヤーカップによって、強力なドライバーの動作に十分な大容量の内部空間を確保。優れた音質を兼ね備えながら、密閉型と開放型の両方の良さを併せ持つという。

ケーブルは着脱可能で、端子は3.5mmステレオミニ。片出し、両出しのどちらにも対応し、左側のみ3.5mm TRRS端子でバランスケーブルに対応する。

周波数特性は15Hz~35kHzで、インピーダンスは32Ω。感度は100dB。重量は328g。バランス対応3.5mm端子付き標準ケーブルが付属する。

「HE-R9(BT)」

HE-R9(BT)は、HE-R9にBluetoothレシーバーのBluemini R2Rを付属したモデル。Bluemini R2Rは、USB-Cケーブルを用いることでUSB DACとしても使用できる。

Bluemini R2Rの周波数特性は20Hz~20kHzで、SN比はUSBモードで118dB、Bluetoothモードで97dB。Bluetooth 5,0準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptX、aptx-HD、LDACに対応する。再生時間は8時間。