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Genelecからフロアスタンド型スピーカー。象徴的製品を“Re-Imagine”

「6040R」(ブラック×ブラック・グリル)

ジェネレックジャパンは、Genelecブランドが新たに展開する「Signatureシリーズ」の第1弾製品として、フロアスタンド型のスピーカー「6040R」の受注を、8月25日より開始した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は450,000円前後(税別)。

Signatureシリーズは、Genelecの歴史の中でも特に象徴的となる製品を、最新の技術によって“Re-Imagine”(=再構築)してユーザーに紹介することをコンセプトする新たなシリーズ。6040Rは、リサイクル・アルミニウムによるGenelecの現在のデザインを初めて採用したフロアスタンド型スピーカー「6040A」を再構築したもので、末尾にある「R」は、この“Re-Imagine”が由来になっているとのこと。

本体背面

高さ約1mのフロアスタンディング型で、背面の壁など設置状況に影響を受けにくい密閉型エンクロージャーを採用し、セッティングのしやすさにも配慮されている。内蔵アンプやリサイクル・アルミニウムによる丸みを帯びたエンクロージャーなど、Genelecならではの技術も投入されている。

165mm径のコーン型ウーファーと19mm径のメタル・ドームツイーターを搭載する。再生周波数帯域は50Hz~20kHz、最大音圧レベルは≧118dB。アンプ部には高域用と低域用に150WのクラスDアンプを1基ずつ搭載する。

入力はXLRアナログ×1、XLR AES/EBU×1。出力はXLR AES/EBU×1、RJ45コントロール(GLM)×2。6040Rは昨年登場15年を迎えた「GLMソフトウェア」にも対応。強力なキャリブレーション機能によって、設置空間に最適化させることができる。なおGLMの使用には別売りのGLM Kitが必要。

消費電力は最大出力時180W、アイドル時12W。外形寸法は237×220×999mm(幅×奥行き×高さ)、ベース部は250×266mm((幅×奥行き)。重さは1台あたり14.9kg。カラーバリエーションはホワイト×ホワイト・グリル、ブラック×ブラック・グリル、ホワイト×ブラック・グリル、ブラック×ホワイト・グリル、グレー×ブラック・グリルの計5種類。

ホワイト×ホワイト・グリル
ブラック×ホワイト・グリル
ホワイト×ブラック・グリル
グレー×ブラック・グリル