ビクター、”みみ楽”初の完全ワイヤレス型ボイスレシーバー

EH-W10

JVCケンウッドは、Victorブランドより、完全ワイヤレスタイプのボイスレシーバー「EH-W10」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。

日常会話やテレビ音声などが聴きとりやすいようサポートする“みみ楽”シリーズの新製品。完全ワイヤレス型はシリーズ初。

耳への負担が少なく、長時間でも軽快に装着できる圧迫感の少ない新形状のハウジングを採用。専用スマホアプリと連携することで、自分に合った聴こえの状態(ユーザー固有の聴こえ特性)をガイダンスに沿って細かく測定・調整できるほか、周囲の環境や聞きたい音声に最適なリスニングモード(会話・テレビ・屋外・ノーマル)への切り替えも行なえる。

「マスク補正」機能を追加するなど集音性能も強化。「マスク越しの会話が聞き取りにくい」、「視聴が増えたテレビやネット動画などの音声が聞き取りにくい」といったコロナ禍をきっかけとした生活様式の変化に伴う聴こえの悩みの改善をサポートするとしている。

ドライバーユニットには8mm径の高磁力ネオジムマグネットを採用。アプリからの切り替え操作で、普段使いの完全ワイヤレスイヤフォンとしても使用できる。

Bluetooth 5.3準拠で、コーデックはSBCのみ対応。

電池持続時間は集音機能のみで最大10時間、充電ケース併用で最大30時間使用できる。充電時間はイヤフォン本体、充電ケースともに約2.5時間。

そのほかイヤフォン本体のみIPX4相当の防水対応。重量はイヤフォン本体が片耳約5.8g、充電ケースは約45g。充電用USB-Cケーブルなどが付属する。