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FiiO、プラグ交換式のリファレンスグレードMMCXケーブル

「LC-RE Pro 2022」

エミライは、FiiO Electronics製のプラグ交換式MMCXケーブル「LC-RE Pro 2022」と「LC-RB」を、10月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はLC-RE Pro 2022が35,200円前後、LC-RBが8,580円前後。

LC-RE Pro 2022

FiiOの最上級イヤホンケーブル「LC-RE Pro」をさらに進化させた、新しいリファレンスグレードのMMXCイヤフォンケーブル。1本のケーブル内に金メッキ単結晶銅、純銀、単結晶銅の芯線を合計45本のハイブリッドで使用し、編み込まれた8本のケーブル全体で360本の線材で構成されている。

LC-RE Proの240本に比べて芯線数が大幅に向上したことで、チャンネルあたりの線径が24AWG相当に。また金メッキ単結晶銅、純銀、単結晶銅の構成比を2:3:4とすることで、「スピード、暖かさ、ディテールの最適なバランスを実現した」という。

これらの最適化により、インピーダンスの低減や信号伝送効率が向上し、広大で精密な音場再現とクリアな音質を実現した。

外装シースには、環境に配慮したドイツ製クリアーTPU素材を採用、光沢感のある透明感となっている。黄変や低温環境下での硬化にも強い素材とのこと。

MMCXコネクターは、医療用316Lステンレスを採用して高い信頼性を確保。角度をつけた端子設計により、装着した際のケーブルの取り回しにも配慮している。

ヘッドフォンプラグはツイストロック式で交換が可能。3.5mmアンバランス、2.5mmバランス、4.4mmバランスの各プラグを自由に切り換えられる。ケーブル長は約120cm、装着方式は耳掛け式。

LC-RB

「LC-RB」

銀メッキを施した高純度単結晶銅の芯線を30本使用したケーブルを左右チャンネル合計4本編み込み、合計120芯線を採用したイヤフォンケーブル。表皮効果や近接効果を減少させて、信号の伝送効率を大幅に改善することができ、広大で精密な音場再現とクリアな音質を実現している。

ケーブル被膜はドイツ製医療グレードTPU素材。低温環境下でも硬化しにくいほか、長時間使用しても黄変せず、銀メッキ芯線の美しい見た目を確保するという。

プラグはツイストロックの交換式。3.5mmアンバランス、2.5mmバランス、4.4mmバランスの各プラグを自由に切り換えられる。ケーブル長は約120cm、装着方式は耳掛け式。

頑丈で高品質なMMCXコネクターを採用しているため、イヤフォンとの接続時、高い信頼性と汎用性を確保しているという。ケーブルの左右がひと目で分かる「青(左)」「赤(右)」のマークが付いているなど。使いやすさも追求されている。