ソニー穴あきイヤフォン「LinkBuds」にTeams認定モデル

「LinkBuds UC for Microsoft Teams」

ソニーは、ドーナツ型のドライブユニットを搭載した“穴あき完全ワイヤレスイヤフォン”「LinkBuds」のバリエーションモデルとして、Microsoft Teamsの認定を受けた「LinkBuds UC for Microsoft Teams」(型番:WF-L900UC)を、11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後。カラーはグレーのみ。PC/Mac接続用のUSB Type-Aドングルが付属する。

付属ドングルはUSB Type-A形状

仕事用イヤフォンに便利な機能として、Teams操作と付属ドングルを使ったマルチポイント接続に対応したモデル。LinkBudsシリーズは、今後のアップデートでBluetoothを使ったマルチポイント接続に対応することが発表されているが、このLinkBuds UCは2台のBluetooth接続には非対応となる。ドングルとは2.4GHzワイヤレス接続する。充電ケースにUSBドングルを収納することはできない。

付属のUSBドングルを使うことで、PCから離れた場所でもイヤフォンのタップや、タップ操作検出エリアが頬と耳の間まで広がる「ワイドエリアタップ」を使って、挙手やマイクのオン/オフ、受話、最前面表示といったTeamsの各機能を利用できる。USBドングルとBluetoothとのマルチポイント接続ができるため、ドングル経由でPCに接続しながら、Bluetooth経由でスマートフォンで音楽を楽しむといった使い方もできる。

MacBookなどUSB Type-Cポートしか搭載していないデバイスでは、アップル製「Apple USB-C USBアダプタ」やマイクロソフト製「Surface USB-C to USBアダプター」と組み合わせることでUSBドングルを利用可能。これら2製品は動作検証済み。

なお、イヤフォン操作が可能なTeamsプランには一部制限がある。具体的には一般法人向けの無料プラン、家庭向けの無料プラン、Microsoft 365 Personal、Microsoft 365 Familyではイヤフォンからの各種操作ができない。

スマートフォンアプリ「Headphones Connect」には、LinkBuds UC接続時のみ、ワイドエリアタップの感度設定項目が表示される

また、スマートフォンアプリ「Headphones Connect」には、LinkBuds UC接続時のみ、ワイドエリアタップの感度設定項目が表示され、感度を2種類(標準、高)から選ぶことができる。

USBドングル経由時の連続通話時間は最大2時間。そのほかの使用は発売中のLinkBudsと同じ。